気がついたら如月2月も終わりに近づき、弥生3月がそこまで来ています。
鎌倉ではあちこちに梅の花がかわいらしく咲いていて、春の訪れを告げてくれています。
和歌山で今回テレビ和歌山(WTV)制作の「美しい和歌山」という1時間番組の音楽を一部担当させていただきました。四季折々の和歌山県の景観を取材した番組で、立ち入ることのできないような場所やこの季節のこの時間にこの場所でなければ!というような貴重な映像がいっぱいの番組です。
映像に音楽をつけるというのは初めての経験!
まずは私が担当する場面を見せていただきました。
熊野の映像がそれはもう信じられないくらい神々しく映し出されて私はただただ圧倒されて感動して、もしまわりに誰もいなかったなら涙を流して嗚咽していたにちがいありません。
見終わってすぐに筝と十七絃に向かい調弦していきます。何も考えなくてもすらすらと決まって、すぐに即興演奏を始めました。映像はもう見ません。そのときにはもう私はその場所にいるような気持ちになっていましたから。
山、海、風、川、空、水、木、光、雲、石・・・・千変万化する色、かたち・・
その空気の中に身をゆだねるように自分の手から音を紡いでいきます。
・・・なんて幸せなんだろう!・・・
ふわっと浮遊したような幸福感と突き上げてくる熱いちからでいっぱいになっていました。
こんなすてきな瞬間をいただけてほんとうにうれしかったです!ありがとうございました。
3月13日(木)21時よりテレビ和歌山にて放映されます。是非ご覧下さい!!!
ほんとうは、全国のひとたち・世界中のひとたちに観てもらいたいなあ!
そのあとはいつもの和歌山レッスン。
レッスンはもちろんだけれど生徒さんたちとの合間のちょっとした会話がまた楽しい!
この前は急に霰が降ってきて、屋根で弾ける音はなんともにぎやかで思わず生徒さんと顔を見合わせてにっこり(^_^)。(お互いに同じことを考えていたよね!!)
「今、水の変態(宮城道雄作曲)を思い出したよね?この音があられの音なんだね~。」と言いながらわざわざ窓を開けると、白くて硬い粒がお米みたいに窓から勢いよく入ってきてまるでひなあられのよう!
生徒さんとは、夕陽を見たり、月を眺めたり、、、、、たった一度しかないその時間を一緒にすごせる喜びを身に沁みて感じます。
そして、和歌山から東京のリハーサルに直行。
2月は激ヒマの予定がなんだか結局慌しく、リハーサルのない日は打合せが入ったりして、休日は当分なさそう・・・乗り物での移動中は爆睡か読書。午前中はゆっくり過ごそうと思ったら突然歯痛になり、歯医者さんに通う羽目に・・・(泣)
そんなバタバタな中で一番静かでおだやかに安らいでいるのはリハーサルの時間!
3月1.2日はスパイラルで声明の会に出演しますが、リハーサルでお坊さんたちの声や石を叩く音や吹く音でいっぱいになった空間にいるだけでもう脳はリラックス!
幸せです!
そして、今日は朝から恐ろしく散らかった部屋をお掃除して、お洗濯して、賞味期限の切れた牛乳と卵のためにお昼ごはんは大好きなホットケーキを焼き、レッスンの合間を縫って東慶寺に梅の花を見に行きました。あんまりいいお天気だったから。
少し写真を撮りました。寝不足だけど、リハーサルやこうしてお花を観たり写真を撮ったりするだけで疲れはどこかへ飛んでしまって微笑みが残ります。
写真を撮るときはいつも会話をしている気分なんです!だから楽しい!
そういえば、最近は万葉集の歌にも泣けるようになりました(笑)
正しく理解しているかどうかは疑わしいけれど・・・(苦笑)
心が思いきり広い世界に広がっていくように思えたり、ときには胸が詰まったりして。
忙しくて歯が痛くて肩もバリバリにこっているわりには、うきうきした日記になりました。
春ですからね!




