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2007年12月20日 『2007年最終日記・よいお年を!』

今日は大掃除日和。
2日ほど前から徐々にお掃除を始め、今日は仕上げ。

お掃除を日頃から割合こまめにしていたせいか、今年は家の中に「モノ」があまり増えなかったせいか、例年より楽に終わりました。とはいってもゴミ袋の山が5つほど出ましたけど・・・(苦笑。十分大掃除です!)
大掃除は年末の一大行事。我が家の習慣だったので、これがないとなんとなく新年を迎える気がしないのですね。

お掃除していくと、気づかなかったことがいっぱいあったり、思い出すこともいっぱいあって、なかなかおもしろいんです。

机の引き出しがごちゃごちゃだったので、仕分け作業を始めたら、のし袋・シール・封筒・便箋・カード・クリップ・ペンが恐ろしいほど大量にあってびっくり!
文房具はこどもの頃から好きで、今でも地方や海外に遊びに行って気に入ったカードや筆記用具があるとすぐに買ってしまいます。そ、それにしても、こんなにあったとは(^_^;)

「大体、こののし袋やぽち袋で、あなた、どれだけの人にお祝いするつもりなの?それに、この季節ごとの封筒や便箋、しかも和風洋風取り揃えて、そんなにお手紙書くわけ?シールだってこんなにたくさん、こどもじゃないんだからー。まあ一生かかっても使いきれないと思うよー。」という声がどこからか聞こえてきそうなくらい・・・ちなみに切手も好きですが、最近あんまりかわいいのが出なくてちょっと残念。。。
でもね、こういうものって見てるだけでも楽しくてうれしくなっちゃうんですよ。

洋服は舞台衣裳以外はほとんど増えてなくて、バッグ類は多いなあ。。。

増えたのは本。ああ、この先どんどん部屋が狭くなっていく予感。文庫本は古本屋さんに持ってかなくちゃ!

そして、今日は朝からおひさまの出ているあったかいうちに窓ふきをして、雑巾がけ、ベランダや階段を掃いて、、掃除をしはじめると気になるところがあっちこっち出てきてキリがありません。

そうだ!換気扇!
お料理、特に油を使ったものはほとんどしないからあまり汚れてはいないけれど、それでもちょっとベッタリ・・・そこで賞味期限のとっくに切れた「お酢」登場!
お酢の威力ってスゴイ!!!油のぬるぬるがあっという間に取れていきます。換気扇磨きながら「そうだよね~。こんなに油分解してピカピカにしちゃうんだから、からだの中に入ったってキレイにしてくれるはずよね~。」と、感動&納得!

捨てるはずの歯ブラシくんやTシャツ・タオルくんたちも大活躍。お部屋をこんなにきれいにしてくれてありがとう!

そして、最後は、楽器を一面ずつ磨きます。油単から出して、埃を掃って「一年間ありがとうございました。また来年もどうかよろしくお願いします。」と言いながら、またきれいに油単に包みます。
沢井忠夫先生から芸大の卒演のときに譲っていただいたお筝・・今となっては大切な先生の形見です。
初めてのリサイタルのときに買ったお筝。初めてソロアルバムを録音したときに買ったお筝。そして、こどもの頃からずっと使ってきたお筝。
思い出もいっぱいあるし、きっと誰よりも私の近くにいて、私のことを一番わかってくれて、見守ってくれている・・・磨きながらあたたかい気でからだがいっぱいになります。一緒に生きてくれているんだなあって。
ほんとうにありがとう。

今日の夕焼けは殊に美しく、その後の空に輝くおつきさまもひときわあざやか。

今年一年いろんなことがありました。2年分くらいのことがあったような気もします。
出会いもあったし、かなしい別れもありました。
楽しくて、こんなに幸せでいいのかしらと思うくらいすてきな時間もあったし、自信喪失でもうだめだと思うときもありました。
でも、健康で生活できたということだけで十分、その何倍もの幸せをいただいた一年でした。

来年もきっといろいろなことがあるでしょう。

新年明けてすぐに一年を通して四季折々に開いてきたコンサートシリーズの最後・冬の「LETTER~winter~」があります。一年の初めの祝賀気分たっぷりに思いきり楽しくはじけたコンサートにしたいと思っています。ストリートダンスとファッションと音楽のコラボレーション!どうか是非遊びにいらしてくださいませ。

コンサートに足を運んでくださったみなさま、この日記をどこかで読んでくださっているみなさま、共演あるいは共同作業してくださった方々、スタッフとして協力してくださったみなさま、支えてくださった方々に心から御礼を申し上げます。

今日は早々と今年2007年最終の日記です。

楽しいクリスマス・そしてよい新年を迎えられますように。
みなさまのご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

来年もどうかよろしくお願いいたします。

最近撮った写真を何枚かお届けします。縁起のいいものを選んだつもりですが(笑)


福岡では農業と音楽のコラボレーション。コンサート会場の外には市場。活気があっていいですよね!
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野菜ってこうして並んでるだけでうれしくなっちゃう!
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沖縄旅行で。さとうきびのお花。見たことありました?
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夏を待つ海。
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ブーゲンビリアブーゲンビリアブーゲンビリア
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なんていう名前のおさかなでしたっけ?
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かめさんかめさん
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屋根の上には守り神シーサー。
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よいお年を!!!


2007年12月18日 『やってみたいこと』

体調も徐々に復活。
今夜は、和歌山つながりでEUと日本をつなぐ団体主催のパーティーに出かけました。そんな大きなパーティーでもないし、誰にも会わないだろうと思っていたら、作曲家のI先生や国立劇場で以前お世話になったMさん(7年ぶりくらいかな・・・)、べーシストの斎藤徹さん、そして来年コンサートをしようとしているスペースのオーナーさんにもお目にかかってびっくり!!!

最近なんとなくへこんでいて、というのも、体調のこともありましたが、つい先日鶴岡八幡宮でおみくじを引いたらなんと!

「凶」

ガ~ン!(>_<)生まれて初めて!(泣)
やっぱりおみくじって吉ばかりじゃないんですよ!!!ちゃんと凶のおみくじも入ってるんです!

書かれていることはそんな悪いことじゃないのですけど、思い当たるフシもあって、しゅん。。
今が最悪の状態なら幸せなんじゃないの?と無理無理自分を奮い立たせたものの、やっぱり今年最後になるであろうおみくじが凶とは・・・いやいや、だとしたら来年はまちがいなくいい年になるはず!・・・と、まあ、こんな具合で気分は浮き沈みしていました。

今夜は思いがけず、いろんな方々とお目にかかって音楽の話もでき、ちょっと勇気が出てきました。音楽のこと、社会と関わっていくこと、自分自身の思考・言動・行動・・・・・いつもつまずいてばかりで、結局は自分で解決していくしかないのだと思うとどんどん自分の殻にこもって抜け出せなくなってしまいます。
自分という狭い小さな世界でああでもないこうでもないと悩んでいたところで、所詮突破口など見つかるはずもないのですけれど、そういうときは誰かに相談する自信すらも喪失しているのですよね。

誰のせいでもなく、自分で自分にストレスを作ってためこむなんて・・・と思うけれど、そうやって結局は厄介な自分自身といつもたたかっているのかもしれません。

そろそろ今年も終わりに近づき、来年はどうしようかなあ?
やってみたいことは、琉球舞踊、武道(合気道とか?)、ヨガ、これらはたぶん実現が難しいことなのでしょうけれど(不規則な生活なので持続して習うことができないし。。)、身体を動かすことに対する願望が強いですね。
あとは、旅。これはいつも。
それから、読みたい本はたくさんあるし、来年はいろんな分野の生の舞台も観に行きたい。

実はDVDを見ることのできる大きな画面のテレビがほしい。映画を観たい!!
クリスマスプレゼントもお年玉も今さら期待できないので、やっぱり「自力」でしょうか?(^_^;)

自分から何かを生み出せる天才ではないから、たくさんのことを吸収するしかありません。
論理的に理解し構築していくちからがないから、体験によって手探りで失敗を繰り返しながら見つけていくしかありません。

閉じこもるのはもしかしたら自分のちからを過信しているからかもしれないなあ。。。

今日もお着物でお出かけ。
まるで寝袋の中にいるみたいにあったかくて気持ちよくて、帰りの電車の中では、すやすやよく眠りました。

LET’S TRY!がんばりましょ!

2007年12月17日 『新しい発見』

ここ数日体調を崩して、夜寝ている間に胃痛と吐き気に襲われ、朝起きてみるとそれが夢だったのか現実だったのかわからないようなありさまで・・・
でも、目覚めた瞬間「たたかいのあと」という感じがして、ああ、やっぱり現実だったんだ。と。
それに、顔はむくんでいて自分の顔じゃないみたいだし。。。(溜息)

そんな中、調子の悪いときはいつでも身の回りを整理し始めるのが私の癖だけれど、演奏し終わった楽譜をファイルに納めました。
ファイルは現在9冊目。
ついでに今まで弾いた曲をぺらぺらと見てみると、たくさんの思い出が甦ります。
私にとっては写真よりもこの楽譜のファイルがアルバムみたいなもの。いろんなことはすぐに忘れるけれど、どの曲をいつどこで弾いたかということはよく憶えているので年代順に並んでいるファイルの中から楽譜を探すのは簡単。
(めったに会えない高校生たちの名前もなかなか覚えられないのだけれど、おさらい会で弾いた曲やパートと人(顔)は結びつけて記憶することができるんです。)

あ~、でも、具合が悪く、寝たり起きたり・・・
うーむ。この症状はたぶん血圧が低下しすぎているのかもしれないなあ・・・

以前、敬老の日に老人ホームに慰問演奏に行って、倒れてホームのみなさまに助けていただいたことがあります(^_^;)
お腹が痛くて気分が悪く真っ青になって倒れこんだところを医務室に運んでいただき、血圧を測ったら測定不能。血圧計が上がらなかった!!(低すぎ・・・汗)
ベッドの上で目が覚めたら、ホームのおじいさまおばあさまが私の方をじっと心配そうにじっと見つめていたのでびっくり!いやはや何しに来たのやら・・・
しかし、少し休んで復活(^_^)v演奏はちゃんとしましたよ!

そんなことを思い出しつつも、やはり気分はすぐれず、溜息などついていたら、突然「現代音楽」が聴きたくなりました。CDの入ったダンボール箱を引きずり出して、ジョン・ケージのCDを探し出して聴きました。

音は極端に少ないし、曲全体の時間は長い。メロディーなんてないに等しい。
なのに、こんなに静かに心にしみわたっておだやかな気持ちになっていくのはなぜだろう?

ジョン・ケージは20世紀最大の作曲家のひとりです。
大学時代、音楽祭のために来日されるというので、沢井先生の影響もあり、聴きに行きました。その頃は現代音楽なんて知らなかったし、なんだかわけもわからずに行って、その張り詰めた雰囲気に耐えられなくて、最初はがんばって我慢していたのだけれどそのうち胃痛になりどうしようもなく気分が悪くなって、途中でホールを抜け出して帰りました。

それなのに、今は胃痛が治まり、気分が鎮まっていくように感じられるなんて!!!!!

大学を卒業して、現代音楽の分野でたくさんの作曲家の作品を演奏または初演して、ニューヨークでは沢井一恵先生・栗林秀明さん・竹澤悦子さんと共にジョン・ケージの前で演奏するという貴重な経験もさせていただきました。
現代音楽は私にとって、刺激的ですごくアグレッシブな(攻撃的?積極的?)ものでした。その緊張感がなんとも心地よく、クールなところが好きでした。

それから、少し、現代音楽からやや距離を置き時間が経ちました。

今日の感触は、あの頃とは全然異質なもので、あまりに自然でむしろきりきりと興奮したような状態を沈静化させてくれるようでもありました。

不思議。。。

そういえば、九州大学との連携で行われたこの前のコンサートでは、米や塩で作られた作品の前で演奏しました。普段なにげなくいただいているお米やお塩、そしてその他の農作物。
五穀豊穣を祈願し、感謝する音、ことば、歌。
供えられたような作品と聴き入るひとたちの間にいる私。
ここにはひとつの「場」がすでにできあがっていて、何かが立ち上ってくるのをまるで待っているかのよう。

そんなことをつい最近まで感じることはなかったように思います。

感じることが真逆になることもあるし、通り過ぎていたことに立ち止まることもあります。
意識して変えようと思っても変わらないし、何が原因でこう逆転したのかもわからないけれど・・・やっぱり人の心はうつろいやすいものなのですね(笑)

話はあちこちへ飛びましたが、そういうわけで、徐々に復活。明日は元気になれそうです!

2007年12月12日 『かぜがそらをわたるとき』

やさしいあなたへ
ありがとう。と、こんにちは。と、おはよう。と。

ゆめをみるあなたへ
そらをみているあなたへ

こうしてぼくたちはいくつもいくつもなにかをかさねて
そうしていつか
そうしてもしかしたら・・・

ねえ、わたっていくの?
たくさんの橋と
たくさんの川と

こっちへおいでって呼んでいるのに手をとってくれないなんて・・・


2007年12月10日 『先生、友達、そして家族』

アメリカから一時帰国している友人と沢井忠夫先生のお墓参り。(先生のお誕生日はもうすぐですし!)

今日はピンクの紬の着物に白地に花柄の帯。洋服をあれこれ悩んでいるより、着物を着るほうが早かったりします。
大事にしまいこんでおかずに、今着られるものを今着なくちゃかえってもったいないし、着物だって着物として生まれてきたからには箪笥の中の通気の悪いところでじっとしているより、陽にあたってさわやかな空気を吸いたいにちがいありません。

楽器も同じ。いい楽器だからって大事に油単にくるんで立てかけておくとすっかりゴキゲンナナメ。なかなか鳴ってくれません。

それはさておき、先生が私に残してくださったものは、音楽だけではありません。
たくさんの友達です。今日一緒に行った友達もそのひとり。

先生のお弟子さんの中で同年代の人がすごく多くて、昔はよくレッスン場に泊まって合奏したり、遊んだりしていました。私は内弟子としての修行はしませんでしたが、ほとんどみんな内弟子経験者で、その中に紛れて、一緒に生活してるの?というほどしょっちゅう泊まりこんでいました。

みんなでグループを組んでコンサートもしたし、ホテルのレセプションでお筝を弾く仕事もしたし(この仕事で着付けをおぼえました。だから着付け教室には行ってないんです。)、先生といろんな国に演奏旅行に行きました。
演奏から生活に至るまで、特に海外の演奏旅行での悲惨話には事欠かず、その助け合いには涙ぐましいものがありました(笑)。治安の悪かったニューヨーク、旧ソ連でほとんど食べるものがなくて夜中カップラーメンを分け合ったこと、インドでこの世のものとは思えないほどのクサイにおいに出会ったこと・・・キリがありません。

今は、それぞれの生活もあるし、住んでいるところも日本国内だけでなく、アメリカやオランダ、オーストラリアとばらばらです。だけど、どこかでつながっていて、あの曲はどう弾くのー?とか、こういうときはどうすればいい?とか、今度そっちに行くけど会えるかなあ?とかすごく久しぶりで連絡を取り合っても久しぶりの感じがしません。何人か集まれば爆笑話で盛り上がるし、ひとりひとりがそれぞれの場で自立して活動しているから、さばさばしていて、お互いを尊敬して会話できるところがとても心地いいんです。

そんなネットワークを作ってくださったのは先生でした。

うー、またもや前置きが相当長い・・・・(^_^;)

で、先生も大好きだった沖縄に話は進みます。

いつもひとりで行くときは、ただ青い海を眺めたり、ちいさな船で海に出て行ったり、島に渡ったり、自然の中で何もない時間をすごすことが目的といえば目的の旅行ですが、今回は両親も一緒だったので、沖縄といえば!というコースを辿りました。
平和祈念公園、美ら海水族館、首里城。

かなしみと美しさ。想像を絶する悲惨な歴史の中で失われることのない清らかさとあたたかさ。
戦争の悲劇の痕跡は各地に残っているものの、海の青さは何事もなかったかのようにただただ美しく、花の色もあざやかで、緑はちからに満ちています。

沖縄の地を踏み、海を見た瞬間に、何が?とか、どうして?とかそんな理屈は全部飛んでしまって、ただ涙があふれてきます。

わけもなく何かを感じてしまうとき
たくさんの矛盾した感情が同時に押し寄せるとき

きっとそれに否定的になることはないのでしょう。
感じてしまうことを抑えることはないのですよね。
行動することには知性が必要だけれど。。。

「それでいいんだよ。そのままでいいんだよ。」

沖縄に行くとそう語りかけてくれているように思えるんです。

いつもよりよく食べてよく寝ていた両親と、慣れないツアーコンダクター(^_^;)として焦りながらバタバタと走り回っていた私。
今回の旅ですっかり自信をつけたわたしたち家族3人。
次はハワイを目指そうね!


2007年12月08日 『元気になれる場所』

最近、「若くなったね!」とよく言われるので喜んでいい気になっていたら、なんのことはない、ちょっと太って顔が丸くなり幼くなっただけなのでした(苦笑)。。。

太った原因は自分でもわかっています。そう!沖縄旅行です!

京都からもどってすぐに両親と一緒に沖縄に旅行に行きました。
ともかく沖縄に行くと必ず食欲増進して、太ります。なんだかモリモリしてくるんですよね(笑)
で、普段はすごく少食な両親も驚くほど食べていて、結果、家族3人で計6kgは増えました!(私だけじゃなかったのねー。モリモリは(^_^;))

土地との相性ってありますよね。
私は沖縄に行くとどんなに元気のないときでも復活するんです。
それとは逆に京都に行くと病気になる。。。(泣)とっても好きな場所なのに去年も京都で病気になり、今回もひどい風邪をひいて、でも沖縄に行ったらすぐに治りました。

相性っておもしろいですね。
好きだからって相性がいいとは限らないでしょう?こんなに大好きなのに会ってるとどうも居心地が悪い。とか?この人といるとなんだかすごく自然体でいられる。とか?

楽器を選ぶときも、あ!この子とはきっとうまくやっていける!って一瞬にして通じ合うものがあります。
逆に、確かに端正で憧れるけど私とはきっとうまくいかないわ。とか、きっとわたしたちの関係は短く終わってしまうわ。とかいう場合もありますけど(笑)
生徒さんに楽器を選んであげるときって仲人さんみたいな気分なんですよね。それぞれの個性を考えて長くよりよい関係を築いていけるように結びつけていくのですけど、木目を見ればたいていすぐに判断はつくし、一音出すとほぼ予想どおりの音がするので、これだけは自信があるんです(^_^)

私にとっていい相性の場所は、帰ってきたなー。って思えるところ。
沖縄の海が飛行機から見え始めるとき、北鎌倉駅に降り立ったとき、紀ノ川を渡るとき、熊野本宮の大斎原(おおゆのはら)に向かう川原沿いの一本道を歩くとき・・・・懐かしさとまるで待っていてくれたかのようなやさしさを感じて、「ただいま」って心の中でつぶやく。

この前京都に泊まったホテルは古いホテルで、さあ、寝ようかなあ。と思ったら、BGMが突然鳴り出してビックリ!慌ててスイッチをまわしたけど壊れているのかくるくるまわって止まらない。。。うーー、困ったなぁ。と思ったら自然に止まった・・・もう、しょうがないなあ~とつぶやきながら、さっさと熟睡。
友達に話したら、それ相当怖い話じゃないのーーー!それで熟睡ってどういう神経してんのー?と言われました。

そっかぁ。。
だって世の中不思議なことだらけだもの。。。わからないことばかり。自分のことだってよくわからないし。
その中で漂うように生きていれば、たまに間違ったようにとんでもない扉を開いてしまうこともあるんじゃないかしら?

旅行記にまるでなってないですね。。。雑記でした(汗)

2007年12月07日 『深呼吸』

あちらこちらへと動き回っている間に、もう12月になってしまいました!

この半月で、京都、福岡、東京、大阪と日本の大都市を巡ったという感じです。
演奏した曲もいろいろ。
自分自身の新たな面を発見したかと思うと、ものすごく中途半端で落ち込んだ数日間もあり、身体も心も忙しい日々でした。

今年の演奏納めはしたものの、生徒さんたちのレッスンや1月のコンサートのための練習やリハーサルで予定は詰まっていきますが、日頃はゆっくり会えない友人と会ったり、来年のプランを考えたり、読書したりする余裕ができました。息つくひまもない日々からようやく深呼吸できる日常へ。

演奏納めの次の日はコンサートのはしご。
横浜と東京。お着物を着てお出かけ。久しぶりにゆるりとした気分。

おしゃれってあたりまえだけど心の余裕のなせる業ですよね。

お筝というと優雅なイメージがあるけれど、準備やあとかたづけは肉体労働。だから、コンサート本番の日でもたいていはジーンズで出かけてしまいます。
舞台衣装も最近は、「これは使えるかも!」と街で目についたときに買っておきます。コンサート直前は結局衣裳を選んで買う余裕もないので、あるものをあれこれ引っ張り出して決めます。(それに、衣裳を買おう!と意気込んでショッピングに出かけていいものが見つかることってほとんどないんですよね。)

不器用なのでたくさんのことを同時にすることが苦手。
演奏会のときには演奏のことしか考えられないから、食事や着るものもどうでもよくなります。睡眠だけは死守。。というよりこれだけはコントロール不能。夜を徹してやるぞー!と意気込んでも楽器の横に寝ていることはしばしば(苦笑)
本番直前は、段取りやまわりの人への気配りなんかも疎かになるので、あとで冷静になると、失礼なことしちゃったなあと反省したり後悔することしきり。。。(涙)まあ、普段からあまり気の利くほうではないのですが(汗)

楽屋でひとり静かにいたい性格。。。

さてさて、話は戻って、冬はお着物あったかくていいんです。
コンサートの雰囲気や会うひと、自分の気分で着物や帯、小物を選びます。この日は、黒っぽい紬に手書きの赤茶色の帯。
着物を着ていくときの衣ずれの音が好き。

横浜から東京へ移動する前に、カフェで夕陽を見ながら軽くお食事。
人々が慌しく通り過ぎていく都会のはるか彼方に、それとは全く無関係にゆっくりと微笑みながら沈んでいく夕陽。

みなとみらいにもオペラシティにも巨大なクリスマスツリーがあって、そうだ。もうすぐクリスマスなのねー。としみじみ。。。

どちらのコンサートもとてもすばらしくて心もほっこり。
久しぶりに、夜空を見上げてにっこりできた気がしました。

手ばなすものと手にするもの。
最近またそんなことを考えていました。

時間もできたことですし、日記の更新も少しずつ進めていきますね。
いろんなできごとがあって、その場ではあれもこれもお知らせしたいと思っていたのに、時間がたつと忘れてしまったり、こだわっていたことがどうでもよくなったり、さらに発展して次への希望につながったりもします。
そんなことを自分の中で確認するように、ここで、コンサートでのおしゃべりが苦手な分(苦笑)、お話したいなと思います。

今日は、ちょっとした前置き!?です。

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