今日は、とてもいいお天気。
少し時間ができたので、久しぶりに鎌倉散策。
8日は、高田和子さんの追悼ライブでした。
私は、「糸」というグループのメンバーとして即興演奏をしました。わたしたちの後には、寺嶋陸也さんのピアノソロ、草間路代さんと下野戸亜弓さんの「那須野」(山田流筝曲)、斎藤徹さんと高橋悠治さんによる即興演奏、米川敏子さんとお弟子さんによる「残月」、志村禅保さんの「鈴慕」(尺八)、そして高田和子さんの生前の演奏のDVD鑑賞。
「糸」での思い出はたくさんありすぎて、ひとことでは語れません。このライブのために一度我が家で集まって即興演奏をしてみて、「年に一度くらいはこうして集まって音を出したいね。」なんて話していました。
それぞれにただ音を出しているだけで(たぶん音を出さなくてそこに居るだけでも)心地よく、安心できる場所。ふくよかな信頼のあるところ・・・なのかな?
会わない時間に身についたもののにじみ。それが出会うときの楽しみ。
高田さんが開いてくださった「場」なのですね。。。。
自分の演奏が終わって他の方々の演奏を聴きました。
密度が濃いのに重くなくて軽みがあって、かなしいけれど悲劇的ではなく、感情的ではないのに限りなくやさしくあたたかく、伸びていく音はまるで永遠に向かっているようでした。そんな音をいつになったら出せるようになるのだろうと思いながら、流れ星を見るように耳を傾けていました。
高田さんの演奏を聴きながら、ああ、高田和子という演奏家はいつだってこうして何かをふりしぼるように、まるで命を削るように三味線を弾き、歌を歌っていらしたのだなあと思いました。
ありがとう。いのち。
高田さんの歌の中に何度も出てきて、深く心に刻まれたことば。
そして、おやすみなさい。。。
昨日は、高畠一郎さんのリサイタル。
私は、賛助出演で、彼と「波」(杵屋正邦作曲)を演奏しました。
恩師・沢井忠夫先生と一恵先生が初演された作品で、技術的にも非常に難しく、たぶん先生方の演奏がすばらしすぎたために、その後演奏されることはほとんどなかった曲です。(誰もがやる気をなくしたんじゃないかしら(笑))
私も満足といえる出来ではありませんでしたが、一郎さんとの演奏の中で気づくこともたくさんあり、共演させていただき、楽しかったです。
ソロ、デュオ、三曲合奏、筝、三絃、十七絃、現代作品、古典というあらゆる組み合わせでひとつの世界を作るという彼の意欲とパワーが伝わったとてもすてきなリサイタルでした。
打上げパーティーでは、彼の師匠である砂崎知子先生や菊地悌子先生、同じく賛助出演された藤井昭子さん、藤原道山さんとも盛り上がり、宮城道雄先生や藤井久仁江先生の思い出話から芸大の爆笑話、一郎さんリサイタル祝賀気分たっぷりの楽しい夜になりました。
今日は朝からめいっぱい洗濯をして、お掃除をして、片道30分の道を鎌倉雪ノ下方面まで往復。円覚寺に行き、葉っぱでざわざわしている切通しを抜けて、お気に入りのおしるこ屋さんで田舎しるこを久しぶりにいただき、小町通りをちょっとうろうろ。
詩人の松井茂さんが我が家にいらしてくださったときに、西さんってハート好きですか?とひとこと。
そう言われて初めて気がついたけれど、結構身のまわりにハート型やハートの絵のものが多い(笑)!!
うーむ。好きかも!
あのふくよかで、ぽてっとして、それでいてひらひらとした感じがかわいいでしょ?
それに、なんかハート型って幸運を呼びそうじゃないですか。四つ葉のクローバーだってハートが4つ集まったかたちだし!(と、力説してみたりして。)
というわけで、今日もハート型の葉っぱを見つけて(星型もあります!)、「なんかいいことあるかも!」と、にっこりしたのでした。
みなさんにもいいコトがありますように。




