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2006年10月30日 『熊野詣日記、いよいよ最終回!』

このところ夜中に書いていたせいかなんとなく思いつめた文になっていることに気づき(夜書いた手紙を朝読み返して出さなかったことって誰にでもありますよねー。)今日は朝から書いています(^_^)vおはよー!
長いですから、よっぽどヒマなときにお読みくださいませね。

さて、朝だったからか大斎原には誰もいなくて、わたしたちはあふれる「気」をいっぱいからだにしみこませて、川沿いの道をのんびり歩きながら本宮大社の方へ。
「ん?なんだか首が軽い?ずっと治らなかった寝違いの痛みが消えている!やったー\(^o^)/昨夜の温泉が効いたのか、うーん、やっぱりなんといっても熊野の気が治してくれたんでしょう!!!」
本殿へはこの石段を登っていくのです。158段です。(さあ!この後いろんな石段の写真が登場しますよー。恐ろしく歩いたわたしたちのパワーにも我ながら驚きます(^_^;))
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そしてお参り。(本殿は撮影禁止なので写真はありません。)勢いよく鳴らした鈴の音、柏手(かしわで)の響きがあたりにこだまします。
お祈り。。。

バスの時間はあらかじめ調査済み(^_^)v10:00ちょうどの新宮行きです。
バスが来るまであと10分。。「コーヒー飲みたいねー。」「でも10分しかないよ。」「10分あれば飲めるよ!」「じゃあ、行こう!」ということで入口の鳥居の脇にあるお茶屋さんで「コーヒーすぐできますか?」と聞いて注文。こういうときの行動は異常にすばやいわたしたち(^_^;)
水がおいしいからコーヒーもまろやかでおいしい!ゴキゲン!やけどの一歩手前のスピードで飲み干し、おいしそうなお芋のおまんじゅうも抜かりなく買ってバス停へ走る。
同じようにバスを待っているご夫婦と雑談。金沢文庫からいらしたそうで、あらら、うちからも友人宅からもすぐ近く!こんなところでお会いするなんてね。
さて、バスがほぼ時間通りやってきて窓際を陣取った!といっても乗っているのはそのご夫婦とわたしたちだけ。ほとんど貸切。わたしは、もうただただ水のきれいさと蒼さに大騒ぎ。揺れるバスの中から何枚か写真撮影にチャレンジ。(これはその中の一枚です)
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友人はというと。。。。。爆睡!まあ、確かにぽかぽかしてきもちよいねえ。お昼寝には最高。

そして、1時間ほどして新宮到着。ご夫婦にグレープフルーツをいただきお別れ。ありがとうございました!駅で地図をもらって電車の時間をチェック。13:10までには駅にもどらないと普通電車がない。その後は特急になっちゃうからね。指さし確認(^^)
さあ、まずは神倉神社へ。大きな岩がご神体。熊野信仰の原点とも言われる場所です。583段の急な石段。ここの石段が一番キツかったなあ。タクシーの運転手さんもここの石段だけはつらくて登らないと言っていました。
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登りきると眼下には新宮の町と、向こうには海。水平線が見えます。
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ご神体は撮影せず。みなさん一度生でその迫力を見てください!こんな大きな岩がこんな危なっかしい状態でここにあること自体が天から降ってきたとしか思えないのです。
そして、お参り。お祈り。。

石段を降りるときがまた怖い!ずっと下の方を見てはいけません。。。それくらい急なんです。
私は高所恐怖症なんだけれど、ここの石段は意外と平気なんですね。

さて、それから鈴焼という鈴のかたちをしたおいしいカステラのようなお菓子(やめられないおいしさです!ここにくると必ず寄ります!)を買って両親と妹にも発送し(その間に友人はお金を引き出しに銀行へ。ふむ。予想外の出費あったもんね。。)速玉大社へ。
一瞬道に迷うが友人はしっかり憶えている。食べ物屋さんをチェックしてそれで道を覚えているらしい。ふたり一緒に歩いていても見てるものが違うのねー。私は全然食べ物見てなかった!まあ、友人はお料理学校の先生だから当然といえば当然なんだけどね(^_^)

速玉大社に到着する前にすでに時間オーバー。またまたお金はかかるけど次の特急電車で移動することに(>_<)
速玉大社にお参り。お祈り。。。
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途中でサンドウィッチを買って、電車に飛び乗り、紀伊勝浦駅に着くまでのわずかな時間にランチ。窓からは王子ヶ浜の海が見えます。お天気もよく、青いエメラルドグリーンと紺青色が波に揺れてほんとうに美しい。ほんとうにほんとうに美しかった。。。写真はないけれど、胸に刻みました。ちょっと涙が出そうでした。。。

そして、紀伊勝浦駅に到着。那智大社に向かうバスの出発までには少し時間があるので、ホテルに荷物を預けることに。歩いて行くと結構遠い。
到着してみると館内がク、クライ。。。(+_+)
フロントだけがぼんやり灯りがついていて、呼んだらひとり係の人が出てきた。。。
ここは初めて来たところだし、ネットで調べて予約。。。なんとなくいや~な予感(-_-;)

そして、駅にもどり、いざ!最後の目的地、那智大社・那智の滝へGO!
バスに揺られて、大門坂で下車。熊野古道の一部を体験しましょ!
入口には夫婦杉の大木。
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ここは木の棲家。わたしたちは訪問者です。でも、なんだか木とおはなしできそうでしょう?
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さて、山の中の石段を30分ほど登り、さらに467段の石段を登ると那智大社が見え、那智の滝も遠くに見えます。紅葉も少し始まっていますね。
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さあ、お参りしましょう。祈。

滝の近くまで降りていきましょう。。。滝が那智大社のご神体です。水煙の迫力!
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なんと!一日で三社詣+神倉神社という超人的な計画を遂行!これは地元の人にも驚かれました!
一念発起!やろうと思えばできるじゃん(^_^;)
というより、ここの空気がパワーをくれたのですよね!!!
しかーし、この次の日足はパンパン。小学校のももあげ走の次の日以来かと思われるほどの激しい筋肉痛(>_<)私の足は、ほとんど子持ちししゃも。。でした。(泣)

そして、恐る恐るホテルへ。
灯りはついていました。他のお客さんもいました。やや安心(^_^)
荷物を持っていざお部屋にごあんなーい!929号室。廊下の右側には和風の新しい木の扉が並んでいて、各入口にはお香が焚いてあります。「なんだぁ。。心配無用。よかったね。」とにっこりわたしたち(^_^)v
。。。。というのはアマイ考えなんざんす(ー_ー)!!
ずっと端まで行くと右側は928号室でおしまい!なんと(・_・;)わたしたちの部屋はど、どこに???
左側を見ると、倉庫のようなグレーの鉄の扉にかすれた文字で929の数字が!(唖然!驚愕!)
「こちらです、お客様。」とホテルマンの左手が左の方へ手招き。
中へ入るとじめっとした空気が漂って、壁はひび割れたグレーでなんだかミジメな様相。
「ごゆっくり。」とホテルマンは出て行った。
「ねえ、これってさぁ。わたしたち夕食抜きの予約だから?」「この左の並びって、共同のトイレとリネン室しかなかったよねえ。」「ここ倉庫だったんじゃない?」「いやあ、夜勤の社員のひとたちのための部屋だよ。」「この冷蔵庫と棚って今どき見たことないよねぇ。」「いくら夕食抜きだからってさ。。」とぺちゃくちゃぺちゃくちゃ。くすんだ白のテーブルクロスをめくってみたら、小学校の教室に昔あったような茶色のたよりないはげた机。壁はくすんで、ユニットバスの電気は薄暗い。。サ、サイアク。。。(-_-;)
共同トイレを探検に行った友人は、ひとつの部屋に和式と洋式の便器が並んでいるのは生まれて初めて見たとさっそく現地レポート!選べるトイレってわけ?グラスもこれってなんか日常生活のにおいするよねー。

まあ、しかしめげないわたしたち。これはこれで笑えるじゃん(^_^)v
夕食は外へ。途中みかん屋さん発見!果物好きの私。またもや寄り道。作ったひとの名前で売っているお店。利き酒ならぬ利きみかん。甘味と酸味を好みで選ぶ。鎌倉の我が家に発送。いっぱいあるから大家さんにおすそ分けしよう!

夕食はおさしみ定食。くじらのお肉にも挑戦したけれど私も友人もそのあぶらにめげた(*_*)挫折。
そして、今日は海の温泉に。私の好みでいうと、やっぱり山の温泉の方が気持ちいい!
友人は今日もワイン。私は水。
バタバタだったけど楽しい旅だったね。とミジメな小さなベッドで浴衣を来て微笑みあうわたしたちって退院を祝うひとたちって感じじゃない?そう!ここはまるで昭和初期の病院(ー_ー)!!
「まあね、でも退院みたいなもんだね。」「元気になったよね。ここに来て。」と、かなり張ったししゃも足を抱えて苦笑する私。ほろ酔い気分で全く平気な友人。

おやすみ。明日は名古屋まわりで帰途に。

朝から特急でふたりとも爆睡。名古屋できしめんを食し、友人は夕食のうなぎを買い、私は両親に和菓子を発送。新横浜までまた爆睡。そして、またね。

和歌山は紀の国。
「き」は木、気に通じるところから紀の国に。
他に「き」から、帰、鬼、棄、起、祈、希、喜、嬉、生、輝などたくさんのことを連想できます。そしてそれらはここ熊野に満ちています。
和歌山の広告みたいかな?梅干はほぼ毎日食し、みかんも冬は毎日のおやつだし。。
でも、ここ和歌山県に生まれてよかったと心から思います。

最後に、みつけたお花の写真をいくつかお届けします。
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みんなが元気になりますように。明るい笑顔で一日をすごせますように。

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おしまい。

2006年10月29日 『一通の手紙。ベケット。そして熊野詣2日め。』

今日、一通の手紙が届きました。
つい先日どういうわけか、おそらく何かの手違いで、もう10年以上絶交状態になっていた友人の出演する演奏会の案内が届きました。大学を卒業したばかりの頃一緒に活動を共にしていた時期もありましたが、音楽の方向性、考え方の違いそして邦楽界特有のいろいろな問題が絡んで関係が切れてしまった友人でした。
あの頃は私も頑固で自信過剰で、人間的にお互いに嫌悪していたわけでもないのに決別することになってしまったのでした。
こうして案内が迷い込んできたのもきっと何かのチャンスと思い、素直な気持ちを手紙にしたためて彼女のコンサートに出かけ受付にこっそり置いてきたのでした。返事など期待もせず、ただひとこと、言えなかったごめんなさいを言いたくて。

どちらが悪いというわけでなく、どちらにも非があり理があったのだと思います。でも、相手を認めることも、許すことも、譲ることも、思いやることもお互いにできませんでした。
切らなければならない関係も、切らざるを得ない関係も、切れてしまう関係もあります。人間関係はそうして変わっていくものなのかもしれません。そんな中で何年か経って再会し、復活する関係もあるでしょう。
人間は変化するものだから。そして、状況も。。。

演奏会で聴いた彼女の音楽はまっすぐあの頃の道の先を歩んでいました。私はといえば、そこからはずれて相当遠く離れたところに。。
もう一度いっしょに活動することは無理だけど、音楽が別でも友人としての関係は今の私たちなら取り戻せるような気がしました。一方的ですが。。。

彼女の手紙の筆跡は以前と変わりなく、最後に「思い出話などできれば・・・と思います。」と書かれていました。うれしかった。
以前の関係を復活させるのでなく、新しい関係を築けばいい。
私ももう一度お返事を書きたいと思っています。私の中から何かが流れ落ちた瞬間でした。。。

そして、今日は世田谷シアタートラムに「ベケットを読む」という公演を観に行きました。演出の太田省吾先生が京都造形大学で私が演奏したアンギュラーハープ(エジプトハープ)の音を憶えていて下さって、今回の公演に是非使いたいとおっしゃってくださったのです。ほんの一部分でしたが、ゆるくはられた絃の武骨で素朴で独特な低音は存在感をもって使われていて光栄でした。
ベケットは散文を少し読んだくらいでほとんどの作品どころか有名な戯曲も知らない相変わらずの無知な私。今日はベケットの本を1冊買って読み始めました。以前もそうでしたが、ベケットのことばはすんなり前に進むことができません。立ち止まっては少し戻り、ひとつのフレーズに止まっている時間は長いし、さらに次に移るまでに時間がかかります。当分は以前読んだものとこの本の中で行きつ戻りつしていることになりそうです。

さて、熊野詣のおはなしも進めましょう。のろのろと書いていると記憶がどんどん失われていきそうですからね。。。
2日目。朝6時起床。充実の朝ごはん。8時過ぎのバスに乗ってまずは本宮大社へ向かう予定。
バタバタと準備をして、旅館前のバス停に向かおうとしたら、宿のご主人が「寒いですから中でお待ちください。バスが来たらお呼びしますよ。」と言ってくださったのだけれど、朝の新鮮な空気を吸いたいばかりに「外で待ってまーす!」とふたりで道路を渡って川の水のきれいさに見入っていました。
せっかくだから記念撮影しようよ。ということになり、ご主人が撮影してくれることに。道路を隔てたところでご主人「いいですかー?いきますよー!」ふたりはさわやかな風に吹かれてしっかりポーズ(^_^)v
しかし、な、なんと!その間を予定のバスがあっさり通過。(ご主人は焦って手ブレしまくり、横向きの焦った変な顔がさらにぶれて2倍くらいに白く揺れて映っていた。写真はボツ(+_+)。泣。)バスはめったに来ないし、またまた足止めかと思いきや、ご主人が車で送ってくれることに。(ありがとうございました!)
結局バスよりはやく到着!(^^)!おまけに今日はめったにないほどの秋晴れらしい。幸運な一日のはじまりはじまり☆

まずは旧社地の大斎原(おおゆのはら)へ。熊野川と音無川が合流する中州にあるため川沿いの道を突っ切って行きます。まわりは畑。春には一面レンゲの花が咲いて、大祭の日にはここをお神輿が渡って行きます。
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そして、木陰の向こうにぽっかりと空き地が。。。ここが聖地・大斎原です。
ただ、風が通り抜け、木々がざわめき、ほかに聞こえるのは川の音と山にいる鳥たちの声。なんにもない。あるのは流れる「気」。みなさんにも「気」が届きますように。
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まわりは川。そして山。一日ここにいてもきっと飽きない。
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包まれている。守られている。輝いている。流れている。。。
全身に降ってくる粒子。満ちている清浄で根源的なちから。

これ以上は今夜はもう書けなくなってしまいました。
思い出すと胸がいっぱいになってことばが出なくなってしまいました。。。

旅行記は明日でおしまいにしましょう。明日は最終回です。
おやすみなさい。

2006年10月28日 『今日の私。そして熊野詣初日。』

そういえば最近音楽を聴いていません。CDをかけることもないし、テレビをつけても音を聴くのがつらくてすぐに切ってしまいます。そこに詰まったものが饒舌に思え、技術や感情の主張が迫ってきすぎて参ってしまうことが多いのかな。。。。
ひとりで静かにすごす時間に慣れてしまったせいかもしれませんが、静寂の中でたまにコトリと鳴る音に気づく瞬間や音が通り過ぎていくときの距離感を測ってみたりすること、あるいは雨や風の音が響きあうことで充分変化があってにぎやかでそこにあるたくさんの楽しみに満足してしまっているのかもしれません。
そうすると、音楽なんて一体どうして必要なんだ?と思ってしまいます。

高橋悠治さんの演奏を久しぶりに今日CDで聴きました。すごく個性的なのに押し付けられた感じがしない。音のひとつひとつがまるで生き物のように動いていてとどまってはいない。生きている!

それを聴いて少しやる気を出して練習に向かったけれど、必要な音楽って何?音楽ってそもそも必要なの?静かに耳を澄ませればこんなにたくさんの音がもう身近にあふれているというのに。。。という疑問は解決していません。

演奏家として、筝を教える立場としてはこんなことを言っているようでは問題ありですが、演奏している自分も教えている自分も、そこで音楽の喜びを感じている自分も真実でありながらどこかでこれでいいのだろうか?と思っている自分がいることも真実。

どこへ行こうとしているんだろう?
どこへ行きたいの?

迷走中です。。。


さて、話題は熊野詣に。
2泊3日の旅。2日かけて熊野三山の熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社、そして神倉神社をお参りする予定で計画をしていました。

初日。私は和歌山で横浜から来る友人と合流する予定でした。
ところが、朝から新幹線がストップ。3時間近くの遅れ。。。
友人には、「ともかく動き始めたらすぐ乗ってね!」とメールし、私はチケットの変更手続きのため予定通りの時間に駅に行き手続き。3時間も空いてしまった。。。
まずは、旅館に電話をして事情を説明し、交通手段を聞きました。一日に4、5便しかバスが出ていないので不安。。。と思ったらやっぱりもうバスのない時間帯(>_<)
紀伊田辺駅からはタクシーと値段を交渉して行くしかない。。。(いきなりトラブル発生(+_+))

さて、それはそれでまあしょうがないとさっさとあきらめ、本屋さんをふらふら。
読みたいと思っていた本が文庫本になって並んでいた。やったね!
それを買って、近くのカフェで読むことに。
ひまつぶしに関しては天才かも。。と我ながら苦笑。ほとんど読破。
それからチョコレートを買って。。(貧血気味の私はたいていいつもビスコかチョコレートを持ち歩いています。)

やっと特急電車に乗って友人と合流。新横浜駅は相当混雑していたらしく友人もちょっと疲れ気味。でも甘いパンを買ってくれていたのでそれをいただいて元気復活!
くもり空のため暗くなるのもはやくてタクシーに乗るとすぐに夜。あ~あ、今日は結局どこにも行けなかったね。。。

旅館は私がいつも宿泊する川湯温泉。ここは川原を掘ると温泉が湧いて出てくるので今夜はここで足湯をしよう!(もちろん水着を着ればちゃーんと浸かることもできますよ!)
ごはんをすませて、さあ!
川原には誰もいません。。。。が、2羽の水鳥が温泉を楽しんでる。私たちが近づくとゆるゆるとまるで「お先に。ごゆっくり。」と言わんばかりにすーっと向こうの方に去っていきました。
いっしょでもよかったんだけど。。。(^_^;)
足を浸けてみると、うーん、あったかーい!小石がゴロゴロしてるけど、寝転がってみると空には星がいっぱい。「こんなにいっぱい星があったんじゃ、いつも見てる星座も紛れてわかんないね。」と私がつぶやくと、「だいたい、星がちょっとしか見えなくたって星座なんてわかってないでしょ?(ーー;)」と友人。「確かに。。(^^ゞ」
だらだらと、流れ星なんかも見つけながら夜の時間を堪能しました。それから旅館の露天風呂に入って私はいつもどおり長風呂。友人はつきあってたらのぼせて倒れる(-_-;)と言って先にあがった。
部屋に戻ってみると友人はビールをのんですっかりいい気分になっている。最近めっきりお酒に弱くなりこわくてのめない私はうらやましげに「今日の予定が明日にまわっちゃったから、明日は早起きしていっぱい歩くよ!覚悟してよー!(-"-)」
そして就寝。友人は2秒で寝息。私より寝つきがいいなんてなかなかツワモノである(・_・;)


旅館の前です。この川原で初日は足湯しました。川の向こうの方に白い鳥がいます。見えますか?入浴していた鳥はこの鳥ではなかったけれど。。(次の日の朝に撮影)
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2006年10月27日 『和歌山レッスンから熊野へ』

いつもどおり月1回の和歌山レッスン。
今回は出産のためにお休みする生徒さんもいたりして、比較的空き時間があり、その間に父方母方の祖父母のお墓参り。
時間ができればお墓参りするのが私の習慣(気まぐれでほんとにごめんなさい!おじいちゃん、おばあちゃん。今年は秋のお彼岸にお参りできなかったし。。)

母方のお寺は、和歌山城の近くの寺町というところにあります。私の出身高校でもあり、今教えている箏曲部もある和歌山県立桐蔭高校もこの近く。城下町なので、この辺りは昔からお寺が集まっている場所ということで住所も寺町。自宅から自転車で10分くらいのところ。

高校へは自転車通学。セーラー服に三つ編み姿の超マジメな高校生だった私。
試験が終わった後、その頃できたばかりのミスタードーナツでフレンチクルーラーを家族におみやげに買って帰るのが唯一の遊び?だったかなあ。。。放課後友達と遊ぶこともなく、クラブ活動もしないし、クラスで何が起こっているかもまったく知らないような状態。何が楽しみだったんだっけ???テレビも見なかったし。。。学校から帰ってお筝弾いてピアノ弾いてそれで一日が終わってたかな?
そうはいっても、クラスの3分の2は男子で、しかも関西のノリで日常にお笑いの要素を見つける天才たちの集まりだから、運動神経のまるでない私なのに体育委員に推薦されてひどいラジオ体操をみんなの前でやらされる羽目になったり(そのおかげかつい先日その頃の体育の先生から演奏の依頼がありました(^_^;))、お尻が大きいからとかで理科の実験室には私の席だけ丸椅子が2個用意されていたりとか、文化祭で台詞が「はい、先生。」というだけのあってもなくてもいいような看護婦さんの役がまわってきたりとか、まあなんというか学校生活は笑える楽しいものでした。

話は思い出話に逸れましたが、自宅の庭にいっぱい咲いたセンニチコウのかわいいぼんぼりのお花を母に切ってもらい、お墓にお供えして。
それから夕方には父方のお寺へ。こちらは中学校の通学路の途中にあります。自宅から5分。
妹は今この近くに住んでいて、帰りに甥姪のために駄菓子を買って寄りました。小学6年生を筆頭に幼稚園生まで3人。追いかけっこしてひとしきりはしゃいで「またね!」。

レッスンはいつもどおり。1ヶ月の間には話題満載。
「お筝弾いて元気になりましょ!」これが基本。みんな最近ではいろんなところで活動を始めて、またそれぞれの生活も充実して、秋は多忙な様子。なによりなにより(^_^)v

我が家の庭のお花たちをご紹介!
ナデシコの可憐な花。
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フジバカマが咲きました。砂糖菓子のよう。
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レッスンを終え、25日からは熊野詣の旅に友人と。
ここ4年くらいは毎年1回は熊野に出かけています。山があり海があり川があり。。。
ちっぽけな自分を確認すると同時に「いとなみ」や「連鎖」、自分の外に中に広がるもの、出会うこと、、、書ききれないくらいたくさんのことが頭ではなく、身体に粒子となって降って沁みてきます。
なにもなくだだっぴろい自然の中にただいるということだけで与えられること。生まれてくるもの。

旅のご報告は次回から。
今日は熊野川の中州にある本宮大社の旧社地・大斎原(おおゆのはら)を取り囲む風景の写真を一枚載せたいと思います。
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2006年10月19日 『ひそかな決意』

昨日のうたた寝のせいで(たぶん。。)また首を寝違えて朝から頭痛。。。
早起きできませんでした。

一昨日の夜、久しぶりに沢井先生の夢を見ました。以前はよく見て、その中で先生は示唆的なことをおっしゃってくださいました。今回の夢ではそういうおことばはなかったけれど、ここ1年くらいお墓参りに行っていないことに気づき、今日は伺うことにしました。
先生のお墓は、田原町の東本願寺にあります。
用事を済ませて結局家を出たのは3時すぎ。遅くなってしまった!おまけに電車の少ない時間で駅に着いたらあと15分は電車が来ない様子。

紅葉の進み具合でも見ようかな。と円覚寺近辺に。
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少し葉っぱの先にきざしは見えるけど、まだまだですね。
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写真を撮っていると、犬の散歩をしているご婦人に「この辺の紅葉は12月はじめくらいが一番いいですよ。真っ赤に紅葉してとってもきれいなのよ。でも少し始まってるわね。」と声をかけられ、「ええ。まだほんの少しですね。」と答えると、「あら、ごめんなさい。私、すぐ人に話かけちゃうのよね。おじゃましちゃったわね。楽しんでね。」とご婦人。「いいえ。ありがとうございます。」

川のへりには、萩の花が水面に影を落としています。
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あっ!芙蓉の花!この前私が作った詩に登場したお花。こんなところで出会えるなんてね。
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さて、そんなことをしている間に電車の到着時刻となり駅に向かいました。電車はこの時間帯はすいているのでゆっくり本が読めます。
新橋で乗り換えて、駅でお供えするお花を買いました。黄色と薄紫色の菊の花。いいかおりがします。
さて、田原町に到着。もう4時半。
こんな夕方にお墓参りをするひともなく、お寺はひっそりと。近所のこどもたちが境内でキャッチボールしていました。
お墓を少しお掃除して、買ってきたお花をお供えし、お水をかけて、手を合わせます。
やっぱり涙が出てしまいます。。。かなしいというのでなく、さみしいというのでなく、この気持ちはなんでしょう?5時閉門までしばし先生にひとり勝手に語りかけ(先生はもしかしたら「はやく帰って練習したら?」とおっしゃってるかも(苦笑)と思いつつ。。。)、ありがとうございます。とお礼を言って立ち去りました。
勝手な弟子だなあ。。。

近くに合羽橋商店街があって、ここは食器や調理道具の卸屋さんが集まってるところ。お料理がろくにできない私だけれど、見るのは大好き。道具っていいんですよね。ステンレスのきらきらした輝きや木のにおい、工夫された道具たちが大小いっぱい。外国からのお客さんも多い。
お店でちょっとぶつかって「Oh! Sorry! 」と言われ、「No problem! 」と咄嗟には言えませんでした(^_^;)ただ日本語で「いいえ。」と言ってにっこりしただけ。。。(>_<)ナサケナイ。

あるお店で、銀行の場所を尋ねました。
ご主人が「この辺はなんにもないよ。銀行も食事するところも。。。浅草か上野に出ればあるけどね。どっちがあるかなあ。。。」と教えてくれました?
うん。でもとてもやさしそうなご主人でした。

なんでもないおだやかな会話にすごく幸せを感じます。

帰って夕食を済ませて、明日は府中美術館でこれから始まる展覧会のオープニングパーティーがあります。私は12月に朗読で参加します。(詳しくはスケジュールをご覧下さい)

スケジュールの更新をずっとサボっていたので、今日はこれから更新します。年末までに朗読、エジプトハープ、こどもたちのためのワークショップ、古典の演奏等々新しい経験がたくさん待っています。きっとたくさんの方々との出会いもありますね。

真っ白な気持ちで向かっていきたい。それがわたしにできるたったひとつのこと。

2006年10月18日 『どうか。。。』

病気のご家族のいる友人からもらったメールに二度かかれていたことば。

「無力です。」

会っていれば黙って頭を垂れることもでき、電話なら無言になるという行為すらも何かを伝えてくれるけれど、メールで伝えることのできることばは何ひとつ思い浮かばなくてとうとうそのまま返信することができませんでした。
「がんばってね」「お大事に」。。。そんなありきたりのことばが一体なんになるというのだろう?そんなわかりきった、もうやり尽くしているであろうことに対して。。

病気と闘う友人や知人がいます。
励ますつもりが励まされ、ちからになるどころかちからをもらい、その強さとそこから生まれる深い思いややさしさにただただ目を見張って立ち尽くすことしかできない私。
そんな私が、共に病気と闘っている家族ですら無力を感じているのに遠くにいて一体なにができるというのでしょう。

幸せな時間をたくさんつくること、安らいだ気持ち、痛みや苦しみを忘れるためのもの。。。
いっしょに笑うこと。話すこと。感動すること。

そんなちからのあることばを発することができますか?
そんな音楽を生み出すことができますか?

(と、自分に何度も問いかけて。。。)

無力な自分を感じながら、ただ祈ることしかできない。
病気の苦しみと闘うひとたちのちからになれないとしたら、今私にできることは、祈りつつ、そのひとたちが与えてくれたたくさんのことを無駄にすることなく生かすこと?
できる範囲で。できることから。

すべてのことはきっと自分自身から生まれるだけではなく、より多くのひとたちから享受したたましいの蓄積。

祈ることしかできない。
たくさんの与えられたもの。
それを教えてくれた友人たち。

「無力です」ということばに返すことばはやっぱりみつからない。。

遠くから静かに祈ります。

2006年10月15日 『SO・SOライブ終了。ありがとうございました!』

昨日は外苑前のライブハウスで竹澤悦子さんと15年ぶりにライブ。
聴きにいらしてくださったみなさま、ほんとうにありがとうございました!(深謝!)

特に意気込んで始めたわけでもなく「やってみようかねぇ。。」くらいのきっかけで企画をしたのだけれど、結構ハードなプログラム構成になってしまい(本人たちも弾き始めてみてかなりアセりました(^_^;))、お互いのうちで一日かけてのリハーサルを何度かしたり、電話でも「どう?どう?できた?」と励まし合いながら昨日に至りました。

前日(一昨日)も我が家でえっちゃん(竹澤さん)がお泊り。
練習やら準備やらでほんとにもうバタバタ!
古典「みだれ」は本手と替手の合奏。今まで50回以上は舞台で弾いているというのに(ひとりで弾くことがほとんど)合奏して相手の手がわかってくると、いつの間にか相手の手を弾いていたりして、「えっ?(・_・;)ユニゾンになってる。。。きゃあ!!!」という状態。
新作をお互い持ち寄ってやってみる。(えっちゃん、前日に苦労かけてほんとすまぬ。反省。。。)

わわぁっ!衣裳も決めてない!クローゼットをごそごそ。。最近、洋服買ってないなあ。。。明日着るものないじゃん!どうしよう!とむかーしの服を引っ張り出して着てみる。。「どう?」「うーむ。やっぱりこのワンピースの丈がなんか古いよねえ。。だめじゃん!」あれこれ探しあぐねてようやく決まった!

その間にえっちゃんは私のPCでプログラムを作り始めていました。「ワード使ったの初めて!すごいね!こんなこともできるんだ!」と横で感動している私。あきれ顔のえっちゃん。
「詩の部分は打ってね。」「はーい(^^)」
しかし、途中改行がめちゃくちゃになって「えっちゃん、なんとかしてー!」とSOS!結局頼ってしまった。。。

そんなことをしながらも練習をしたりして「もう限界!」と、気がついたら午前4時!慌ててかたづけてえっちゃんはそのまま就寝。私はシャワーをして床についたのは5時すぎ。
いつでもどこでも寝るとこが自慢の私なのに頭の中でぐるぐる曲が流れて眠れない。。。ああ、もうどうしよう。。。
6時すぎにわりと大きな地震発生。
えっちゃんも隣で目を覚ました様子。
「結構大きい地震だね。」「うん。楽器だいじょうぶかな?倒れないかな?」
「もうだいじょうぶそうだよ。」「よかった。」
「頭の中で音がずっと鳴ってて全然眠れなくてさ。。。」と私。「私もかなり長い間眠れなかったけど「みだれ」の復習を頭でやってみたらすぐ眠くなったよ。」「そっかぁ。。うん。じゃあ、そうしてみるよ。」「もう少し寝なくちゃね。おやすみ。」
ところがドッコイ!「みだれ」の復習をしてみたら、やっぱり相手のパートばかりが出てくる。「うーーん。あそこは次どういう手だったんだっけ?どこで移っちゃうんだろ?」そのうち、「ええっ?これって「五段砧(箏曲の古典)」じゃない?」といつの間にか別の曲に。。。「ああ~ん(泣)もう今日なのにどうしよう!」
というわけで一睡もできず。。。

さて、無理に起きて、私の恒例、朝はしぼりたてのグレープフルーツジュースからね。「おはよう!」
お化粧のノリはサイアク。。。(まあ、ライブハウスって暗いし、ごまかせるでしょう。。)
楽器を3階から降ろしてひと汗かき、えっちゃんの運転で「いざ鎌倉!じゃなく、いざ青山!」昨日練習した録音を聴きながら車中で大声出してふたりで歌の練習。途中はお天気もよく山を越えると鎌倉の町が見渡せたり、緑がいっぱい見えたりして、「秋だねえ。この黄色いのはセイタカアワダチソウだよ。花粉は危険!わあ!ススキがきれい!この紫の花ってなんだろう?濃くて鮮やかだね!」と、焦ってるわりにはおにぎり食べながら結構ドライブ気分になっている。。。

会場に到着。緊張してきたよー。

軽くリハーサル。真っ赤なバラの花束が届いて感激!ありがとうございました!
「なんか本格的じゃない?緊張しちゃうよ!ライブって感じじゃなくなってきたよねえ。この感じ。。」

さて、本番。たくさんの方々が来てくださいました。ほんとにうれしかった(^_^)ありがとうございました!
MCなんて当然考えてる余裕もなく、しかし、和やかに進行。
出会った高校生の頃の話から海外での事件など笑える話。これが思った以上に楽しんでいただけたみたい。。。
演奏はまだまだ反省点はありすぎるくらいあるけれど、今の私はこんなもの。。。所詮実力以上のものは出ないんですから。。ずっとずっと精進あるのみです!
新作発表はやっぱりなんというか演奏とは違う面で自分をさらけ出しているような気がして恥ずかしいという感じもあり、でもできあがるとうれしいし、聴いてもらって「よかったよ!」なんて言ってもらえるともう最高に舞い上がってしまいます!
歌も歌いました。あいかわらずへたっぴだなあと思いつつ。でも、うた大好き!

終わった後、みなさんとお話をしたりして楽しいひととき。
ある高校生の男の子との会話。
「沢井先生のところのひとたちってみんなカッコいいっていうイメージがあったんですけど、今日で変わりました。」
「ええっ?それってどういうこと?(+_+)(あれ?わたしたち結構カッコいいつもりでやってるけど。。。)」
「あっ!そういう意味じゃなくて・・なんかとっても楽しかったんですよ。他のみなさんって黙って出てきてさっと弾いてクールな感じですよね。でも今日こういうのもいいなあって思いました!(ピュアなスマイル)」
「えっ?それってお笑い系ってことだよねえ。。。(^_^;)」

というわけで、喋らないほうがいいとずっと言われてきた私も今回はえっちゃんとあたたかいおきゃくさまのおかげでわりとリラックスして喋ることができ、お笑い系のユニットデビューということにもなったかも?です。

「ゆっくりでいいからね。のんびりやろうよ。」というのが合言葉。あせっていても15年前とはどこかが違う。

ゆるゆるふたりで続けていきます。今後とも応援をよろしくお願いいたします!
ご感想をくださった方々、ほんとにありがとうございました。

最近、この日記を読んでくださってる方々からメッセージをいただいたり、お会いするひとに「楽しみにしてるんですよ。」と声をかけていただいたり、、、、

私ってほんとに幸せなひとだ!!と思います。

ライブの写真は相変わらずなくて、でも今日お部屋の掃除やら洗濯をして、夕方ベランダに出たらきれいな秋の空。
みなさん、えっちゃん、そしておともだち、かぞく、せんせい。。。ほんとにほんとにありがとうございます。と、空を見ながら心でつぶやきました。

すべてのできごとが身にしみる秋の夕暮れ。
2006_1015秋の空0001.JPG

2006年10月09日 『調子を整える』

数日前から風邪をひき熱を出しさらに体調は悪く、連休・好天で鎌倉の我が家のまわりは遊びに来るひとたちでにぎわっているというのに、私はおうちにこもって練習する元気もなくダウン(-_-;)
ああ、ライブももうすぐだというのにー!と気持ちは焦るばかり。。。

熱は下がってはぶり返し、首の筋を違えたのか首がまわらない。。。
朝起きて鏡をのぞくと顔色の悪い顔がにょきっと。
はぁ~、まだダメだぁ。。。

でも、心は少しずつ回復。熱を下げるために大量の水を飲み、頭には保冷剤をくっつけて、食事は温野菜や果物、あったかいスープやたまご雑炊。
頭痛は去った。吐き気も去った。こうして熱とともに体内の毒が出て行くのかなあとぼんやり思ったりして。。。こころに溜まった澱みもいっしょに流れていってるのかもしれないと痛みのあるからだをひきずりながら、そう願いつつ。。

たいてい私が体調を崩すのは、連休中とかお正月とか、そして自分の予定もわりあいヒマなとき。
気が緩むのかしら?

寝てなくちゃいけないんだけど、この前撮ったお花の写真をアップしたくなって起き上がってきました(最初の3枚は和歌山の私の家の庭で撮影したものです。)。
秋に咲く花ってひかえめでどことなくはかなげ。
詩なら寝床の中でも作れるとライブに向けてあれこれ考えていますが、花の写真なんかを見ていると幸せな気分になります。だからきっとお見舞いにはお花を贈るんだろうなあ。

ムラサキシキブ
2006_1008秋の花20060014.JPG

フジバカマ(まだ咲いてないけれどもうすぐ、ね。)
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ミズヒキ(ほんとにちいさなお花です)
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ハギ
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エノコログサ(別名:ネコジャラシ こどもの頃よく遊びました)
2006_1008秋の花20060028.JPG

ミカン?(たぶんミカンだと思いますが。。。)
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明日からは復活できそうな予感!
楽器もそうだけれど調子を整えることは大事。からだもこころも連動しているから、ちいさなひとつのくるいが全体を崩してしまうこともあります。故障もあります。調子を整えるのはお医者さまの仕事だけれど、からだやこころの痛みを感じているのは自分。ときには疲れた自分にやさしくしてあげることも必要なのかもしれません。そして痛みをもって毒を出すこともまた。。。

空を折り紙みたいに切り取ってみました。
2006_1008秋の花20060023.JPG

すてきな折り紙でしょ?

遠くにいるあなたにてがみをかいて飛行機に折って飛ばしましょう。
そらいろのてがみ。

2006年10月08日 『ふりかえるとき』

ここ最近はなぜか20代の頃に関係のあったひとたちや仕事、音楽と接触することが多く、記憶を辿らざるをえない日々でした。

生きてゆくということは選択の連続。。。
何かを捨てて、何かを選ぶ。。。

20代の頃は特に、潔癖さの裏返しだったのかもしれませんが自分の選択になんの疑いも持っていませんでした。そうして自分の決断のためには無感情に切り捨ててきたこともたくさんありました。冷静さと冷酷さをはきちがえていたことにも気がつきませんでした。自分が傷つくことに異常なくらい敏感で過剰に反応するくせに、誰かを傷つけたことには鈍感で。。。
そんなあまりに不遜だった自分に耐え難い後悔と反省と嫌悪とを抱え、頭痛と頭痛に伴う吐き気に悩まされていた日々でした。

あの頃理想としていたものは一体なんだったのだろう?
果たして今の私はそれを少しは実現できたといえるのだろうか?

もうそんな考えすら忘れてしまっていたね。。。

そして

今はどこに向かおうとしているのだろう?
いくつもの選択をくりかえしてたどりつく先は一体どこなのだろう?

今日は久しぶりのさわやかなお天気。美容院に出かけたついでに青山から渋谷まであちこちよりみちしながら人ごみの中をひとり歩きました。

物があふれている。食べるものも着るものも。高価なものも使い捨てにされるものも。
「ない」ということを探すけれどみつからない。
ある。ある。ある。ある。ある。。。。。

なにもないということに憧れてはいても、なにもないところでは生きていけない自分。
あるということに疲れていながら、たえず何かを欲している自分。

ふりかえってながめた自分の景色。

これからは?
どこへ?

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