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2006年06月30日 『葉山の一日』

今日は、ベース奏者としてただいま修行中のお友達と葉山に行きました。
めざすは神奈川県立近代美術館・葉山館ジャコメッティ展。
この美術館では以前に吉村弘さんの展覧会があったときに演奏させていただきました。海のそばの真っ白な建物。大好きな美術館です。

作品を見て感じたこと。。。

あまりことばではうまく伝えられないけれど、「見る」ことも「聞く」ことも要はその人自身の感覚によるもの。そのひとの意識できるもの。そしてそれを表現するということは、入ってきたものをもう一度外に現すわけだから結局は自分というものを2度フィルターにかけるということ。。。
かたちや色、強調されるもの、削られるもの、、それら全てが作家自身の感じることであり、考えていること。そしてさらに「私が見る」ということはさらに今の私というフィルターを通すということになる。。。?

私は美術のことは正直言ってよくわかりません。ジャコメッティについても恥ずかしながらなんの知識もありません。

ひとつだけ感じたことを具体的に言えるとしたら、顔やからだってなんだろう?と思ったことです。いくつもの細胞や骨からできている肉体そのものが語っている何か。動きが語る何か。生きているということ。
そんなことを考えながら歩き、見学していました。
あとは、自分のこころの中にとどめて。。

さて、その後は美術館の中のカフェで海を眺めながらランチ。BGMには吉村弘さんのアルバム「FLORA」が流れていました。私はこのアルバムを聴きながら朝食をとることが日課。

そしてそのあと海へ。くもっていた空も少しずつ晴れてきてきらきらと海が輝いています。
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眺めてるだけじゃつまらない!靴なんか脱いで日傘も置いて裸足で砂浜を歩こう!
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この運動神経がいかにもわるそうな、ちょうちんブルマ体操着のような後ろ姿がおかしくて、すごくかっこわるい(^_^;)
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歩いて逗子駅へ。
葉山らしいサンダル屋さん。色とりどり、あざやかで楽しくなります。
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こんなかわいい雑貨屋さんも。すべて手作り。その作家さんたちとおしゃべり。気持ちのいい風に吹かれながら長居してしまいました。
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そして、ふたつの衝動買い!夏に向けて欠かせないものといえば蚊取り線香。今年の夏はここにうずまき蚊取り線香を入れてわがやのベランダも快適ビアガーデン!
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夏のおでかけに、パイナップルのちいさなバッグ!
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さてさて、船も今日はおしまい。またあした。
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2006年06月28日 『同級生』

今日は7月24日(月)に開かれる上田恵子さんのリサイタルのリハーサル。
私は、落葉の踊り(宮城道雄作曲)と千鳥の曲(吉沢検校作曲)で共演させていただきます。もうひとりの共演者は白木啓之さん。彼は今回筝と十七絃と、そしてなんと胡弓も演奏するのです。

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私たち3人は芸大時代の同級生。3人で合奏したのは何年ぶりだろう?考えるのですら恐ろしいほどの年月が経ってしまいました。
上田恵子さんのお宅に集合し、まずは「落葉の踊り」から。
うーん。。学生時代の勉強会を思い出すなあ。。
学生時代、年に2回勉強会という名の学内の演奏会があって、学校内の能ホールで行われていました。
1年生の頃はみんなで合奏、学年が上がるに従って独奏や三曲合奏のように重い曲になっていきます。
先生に曲を与えられ、暗譜し、学校の練習室で何度も合わせをし、レッスンを受け、本番はみんな黒紋付に紺の袴という正装。公開だったので外部からのお客様も。最前列は教官席。テーブルにつかれた先生方は、こわい顔をしてペンを走らせます。
その緊張といったら!!

それにはわけがあります。
勉強会終了後に4学年の学生、助演の大学院生そろっての「反省会」があるのです!1曲1曲細部にわたって先生方の講評があります。それはもうこわいと簡単に済ませられないくらい恐ろしい瞬間です。数時間の間、学生は正座を崩すこともできず、、、、泣く人続出!
私たちが学生の頃は上木先生というすごく厳しい先生がいらしてほんとにきついことばを浴びせられました。学校なんてやめちゃいなさい!くらいのことはあたりまえ、がんばって練習していても「今まで一体何やってたの?なんにもわかってないわね。」とひとことで終わったり。。ともかく絶望的になるようなことをいっぱい!実技試験の後も恐怖の呼び出しがありました。
その頃は、なんでここまで言われなくちゃなんないの?ひどすぎる!!!と、先生が憎らしくなるやら、これ以上一体どうすればいいのかわからなくて情けなくなるやら、4年間はこの連続でしたから、私の大学生活はまったく遊ぶことなく、練習と暗譜と、ともかくわからなくてもなんとかやるしかないというわけで3年生になる頃までは毎日学校に行くのが憂鬱でした。

それぞれ学年の中でも役割分担はありますが、レッスンのある日は朝はやくから学校に行き、先生のお茶の用意、学校の楽器は絹糸だったので切れてないかどうかもちゃんと確認し切れたときのために替え筝を用意します。そして、練習室に自分の予約の紙を貼って、ようやく学食で朝ごはん。それから、先生がいらっしゃるまで練習。レッスンも緊張の連続。

そんな明るいキャンパスライフとはほど遠い4年間も、今となっては感謝の気持ちでいっぱいです。先生は怖かったけれどけして見捨てることはなかったし、わたしたちを鍛えるためにどれだけの情熱を注いで指導してくださったことかと思います。あれだけの厳しさがなければ、たくさんの曲や技術を習得することはできなかったし、「叱る」ということは嫌われるたり怖れられたりすることが前提だし、そのためのエネルギーは大変なものだったにちがいありません。深い意味で邦楽の未来や私たちのことを考えていてくださったのだと今はわかります。

同級生は、生田流箏曲専攻で11人。
今はもうお筝を弾いていないひともいます。みんなそれぞれの道へ。

こうして久しぶりに会って練習すると、先生が聴かれたらきっとこう言われるよ!と先生のものまねが始まり、言われることも、そうそう!!ってわかってしまう。上木先生は亡くなられたけれど、わたしたちの中には確かに生きてらっしゃるのだ!

帰宅して、今日のリハーサルの録音を聴きました。
「千鳥の曲」は、古典の中でも易しい曲ですが、私の演奏はどうも流れてしまっていて、締まりがありません。
キメルところはしっかりキメル!そうそう!先生に何度言われたことか。。。
音もなんだかこれじゃあだらだらしていて、替手としての役割も全然果たしていないし全然ダメ!
反省しきり!だけど、それと同時に上木先生の思い出も甦り、こうしてわたしの中に育ててくれたくださったものは大切にしていかなくちゃとしみじみしながら身を引き締める思いがしました。

邦楽は洋楽とはちがうのよ!あなた、古典は一生何があっても続けなさい!と卒業時に先生から言われたことばを思い出しました。そして、4年生の行事である奈良・京都への研修旅行での先生の優しい笑顔を思い出し、ちょっと涙がこぼれました。

同級生というだけでなく、先生の教育がわたしたちを強く結んでくださっています。
忘れかけていたものを思い出した一日。
やらなくちゃならないことはいっぱいあります!

2006年06月27日 『狂言鑑賞』

今日は国立能楽堂へ狂言を観に行きました。
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中庭の苔がきれいでした。
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桐蔭高校箏曲部で教えた女の子が就職活動で東京に来たので一緒に出かけました。彼女は日本の古典芸能に興味があって、中でも狂言が大好きで茂山逸平さんの大ファンです。
今回の公演も彼女が教えてくれて、予約してくれました。

番組は狂言ばかり三番。「蝸牛」「口真似」「釣狐」。演者は千五郎さんはじめ茂山家の方々。

狂言に通じているわけでもない私ですが、それでも思い切り笑えましたし芸に魅了されました。

特別なセットもなく、転換もなく、かといって広い舞台でもなく。。。演者の立ち位置、所作、顔の表情、ことばによって観客は想像力を働かせ、さまざまな風景や場所に誘われ、時間を経過していきます。室内になったり、藪の中になったり。。
手のちょっとした動きや演者の配置が舞台を大きくも小さくもし、顔の造作のひとつひとつですらまるで小道具のようにこの舞台の中で生かされているのです。「顔」に対する意識や見方がちょっと変わりました。

そして中でも千五郎さんの演技には感動しました。
ともかく自然で流れるようで、およそ演技をしているといった感じはまったくなく、日常的な感じすらしました。(ことばや衣裳、動作ももちろん今とは到底異なるものなのに。。。)
動きは小さく少ない。だけれど、けして地味なわけでなく、華があり、色気があり、芳醇でまろやかなな広くて深い世界がそこにはあります。

型はあるはずなのに、身についているからかそれはもう超えてしまってまるで自由で遊びもあり、懐が深く、わたしたちは本当に心地よくいろんな世界へと運んでいってもらえるのです。

最近、さまざまな年代の方々とお仕事をしたり、お話をしたり、遊んだりするようになりました。私よりずっと年下の20代の友達、同世代の仲間、ずっと年上の60、70代の方々。。。

年齢ということも個性かもしれないと感じます。
それぞれの魅力。

年齢を重ねるとき失っていくものはたくさんあるけれど、その代わりにほんの少しの本物の貴重な宝物を得ることができるのかもしれません。
年を重ねることによってしか得られないこともできないこともあるように思うのです。
時間を経なければ表れないもの。
もちろんその裏に並々ならぬ努力と、変わることのない謙虚さと探究心があることは言うまでもありません。だからこそ私などは圧倒されて、当然のことながら「かなわない!」と思ってしまいます。
輝きの色や艶の種類は変わっても、輝き続けるということは並大抵のことではないと思います。
そんな尊敬すべきひと、めざしたいと思うひとがいて幸せです。

そんな境地に立てるだろうか?
それはきっと生き方そのものにかかっているのだろうと。。

2006年06月24日 『lin-sention リハーサル』

さてさて、今日は8月28日(月)草月ホールで行われる公演「lin-sention」のリハーサルでした。
我が家=北鎌倉スタジオ(とみんなは呼んでいます。)に、出演者、スタッフが揃ってのリハーサル。まずは、ご紹介。

左から、藤田承紀さん(パフォーマンス)、飛鳥左近さん(舞踊)、牛尾卓巳さん(衣裳)
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左から、中川俊郎さん(作曲・ピアノ)、合田幸代さん(企画制作)
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プロデューサーの相澤万亀子さん。今回の企画を立ち上げ、出演者、スタッフすべて彼女のセレクトです。
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今回私といっしょに出演してくれるわんちゃん。名前はまだない(笑)めちゃくちゃかわいい!!!
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そして私。
最後には狭い我が家に9人が!
ダンス、音楽、舞台、衣裳、すべてみんなで相談しながら作っていきます。もちろんそれぞれの専門分野を中心に。代官山にある相澤さんの事務所や北鎌倉スタジオ、中川さん宅、、、場所を変えて都合のつく人たちが集まり、話しあって少しずつ。ダンスを見せてもらったり、中川さんや私のCDを聴いてもらったりしながら、構成や進行、パフォーマンス、振付、音楽、衣裳が徐々にできあがっていくのです。

「lin-sention」の意味は、輪旋(廻り廻るという意味)から作られたことば。
いろんなことがめぐりめぐる。循環する。。呼吸、自然、いのち。。。
そしてその中で生きているわたしたち。

それをテーマに舞台は始まり、終わります。次に向けて終わりは始まりになるように。

藤田承紀さんは、ストリートダンサー。今回は使者という役で彼がキーパーソンになります。ほんとにダンス大好き、いつも音楽を聴いて振付を考えてる男の子。東京の夏音楽祭にも出演され、8/8.9代々木公園で踊るそうです。(音楽は中川俊郎さん)
飛鳥左近さんは、日本舞踊の家元であり、振付家としても様々な舞台の演出に立ち会われています。お着物姿がしっくり美しい。外見は日本的でおっとりした感じですが、とてもクールで活動的。知らない間に細部まで観察してるからいつもぴっくり!
中川俊郎さんは、現代音楽の作曲家でありピアニスト。CMにもたくさんの名曲があり、サントリーウーロン茶やユナイテッドアローズ、夏目雅子さんの姿が印象深い骨髄バンクのCMの音楽は彼の作品です。
すごいピアノと曲の数々と天才ならではの読めない行動。超個性的な方です!!

音楽の中では、ほんとにいろんなジャンルの方々と出会うことができてきましたが、今回はダンスや舞踊、そして演劇(企画制作の合田幸代さんはロンドンで舞台芸術を学んで来た才女です)、私にとっては初めて聞くこと、知ること、舞台を作るってこういうことなんだ!ということがいっぱいあって、リハーサルのたびに新鮮で、驚きもあり楽しくもあります。
昨日も書きましたが、藤田さんのおかげでヒップホップやハウスという音楽も聴くようになったし、ダンスの身体の動きも間近で見せてもらって、音と動きということもいろいろ考え、おもしろいなあとつくづく!
舞踊やダンスの動きはほんときれいでかっこいい!

さて、リハーサル風景です。

合宿さながら。まずは、ごはん。相澤さんが前日から仕込み、みんながリハーサルをしている間に作ってくれました。おいしかったー!
お肉にお野菜。
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家庭の味、ナポリタンスパゲティー。
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デザートもお土産にこんなにおいしそうなのをいただきました!
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みんなで打合せ中。
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振付もあります!ぎこちなーい(>_<)
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わんちゃんと私。
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詳しい情報はSCHEDULEのページをご覧ください。
音楽も振付も衣裳もまだまだこれから。でも、すごく楽しくて、ユニークで、びっくり☆☆☆の舞台になることはまちがいありません!
どうかみなさん、遊びにいらしてくださいね。
開幕前にはホワイエでワインレセプションもあります!

私もすごく楽しみ。わくわくしてます!

2006年06月23日 『怒った一日』

今日はほんとに怒った一日でした。(「いかった」と読んでください。)
世界中に起きているさまざまな出来事に対する深い怒りというものはたえずあるけれど、生活の身近なところでは怒ることは私の場合めったにありません。ちょっとムッとするということはあってもすぐ忘れちゃうし、怒る原因になるようなことは身のまわりにはほとんど起きないからです。しかし、1年に1.2度あるんですね。
それがまさに昨夜!とても個人的なことなので内容は明かせないし今冷静になるとそれほど大したことでもないのですけれどね。
内容はさておき、今朝目が覚めると胃は痛いし、頭痛はするし、これはまちがいなく昨夜の怒りがストレスになってる!と自己診断。さて、どうしよう。。?
まず、私のストレス解消法は、旅行。これは無理。散歩。これも梅雨どきでちょっと足元が。。。とすると、そうです!お掃除!!!
ともかく朝食を済ませ、軽くストレッチ。今日の音楽はロックに決めた!
最近元ロックミュージシャン某音楽関係者の方から昔からのロックの曲をご自分でセレクトして作ったというCDをいただきました。前々からロックに興味はあったものの、CDショップに行けばあまりに膨大なCDの種類に圧倒されていつも何も買わないで帰ってくるということを繰り返していました。しかも、ロックって何?というくらい無知な私。。。あの、髪とか振り乱して歌うなんだか激しい音楽でしょ?というくらいひどい知識。たまたまその方にいろいろ聞かせてもらって、ええっ?こんなバラードとかもあるの?と驚きました。しかし、まだどれがロックかはっきりと判別できない。。ただ、いいなあと思ったことは事実。わかってないけど好きです。そういえば、ドイツで作曲家のミナスさんに「ようこのお筝はロックだね!」と言われました。いまだにその意味はたぶんよく認識できていない。。。が、なんとなくうれしい。そして、8月に一緒にパフォーマンスをするストリートダンサーの藤田くんからダンスミュージックということでCDをいただきました。ヒップホップとかハウスとかのCDでこれまたお気に入りです。なにがなんだかわかってないけど、好きです。というわけで最近聴いている音楽はボサノバからロック、ヒップホップに。
話が逸れましたが、具合悪くてだらだらムカムカしているうちにお昼近くになってしまい、元気を出してお掃除を始めることに。おうちの端から順番に掃除機をブンブンかけ(この掃除機の音が怒りのエネルギーをさらにアップさせてくれます(^_^;))、バックにはロック、そしてこんな腹立たしいことと縁を切るおまじないとして「ちょっきんちょっきんちょっきんな!」とある歌の一部分をぶつぶつ唱えながら、頭からは噴煙を上げ、狭いおうちの中で噴火していたのです。雑巾がけをし、さて!風を通さなくちゃとベランダに出てみると、なんだか山々は私を見て笑っている?笑い声が聞こえて笑った顔が見えたような!!そして、ウグイスは相変わらず「ホーホケキョウ」とのんびり鳴いているし、空で悠々ととんびが「ピーヨロヨロヨロー」と飛んでいます。思わずおかしくなって笑ってしまいました!「なにやってんだろ?」ひとりでボーボー火の粉を噴き上げて爆発している自分の姿。ぷふっ。吹き出してしまいました。なんだかちから抜けちゃうよーとその場でしばしへたりこみ、にっこり(^_^)空は梅雨空だけど、風が涼しい。。。
そして、最後の仕上げには玄関のポプリにオイルを足していい香り!部屋はすっきり心も晴れました。
で、その後は「ちょっきん」の効果もあったのか頭痛も胃痛も去り、ストレスの芽はうまく刈り取れたらしい。私の頭から上がっていた噴煙も名残の煙をゆらゆらあげてるくらい。怒りの原因は切れました。チョッキン!
きれいになったお部屋でごはんをいただき、練習をし、そんな中、友達がメールで、ある文章を送ってくれてそれに感動(>_<)。夜にはオランダに住む友人から電話があり雑談。
なーんだ!今日は結構いい日じゃん!
たまの爆発も必要。私って活火山だったのね。怒りってマグマみたいにエネルギーが上がってくる。頭に来るとか血が上るとか、まさにその通り!これも活力の素かな?エコロジーで生ゴミを堆肥に変えるように、私の怒りのエネルギーもいいほうに変わったかしらと思ったりして。。。
掃除はいいです!
さようなら。ストレス!

2006年06月14日 『ドイツ演奏旅行のこと(ミュンヘン編)』

ミュンヘンは同じドイツ国内でもケルンとはかなり雰囲気がちがいます。古い街並。ビールの街。
自由時間にひとりでよく歩きました。狭い街なので、ツアーのみんなにはよく会ったけれど。。。
ビールもたくさんいただきました。
青い空がきれいだったこと。ひこうきぐも。古い建物。石畳。上を見上げていることが多かったかな。

ここはミナスさんの地元。茂手木潔子先生のレクチャーやシンポジウムが前半にあり、後半はミュンヘンの現代音楽アンサンブルとわたしたちが交互に演奏するというプログラム。お客さんも音楽関係者が多く、ラジオ局も録音に来ていました。
ここでの演奏のことは忘れられません。私が演奏したのは、ミナスさんの新作、「入陽」(クセナキス)、「楫枕」(菊岡検校 八重崎検校筝手付)、「楽」(沢井忠夫)。
その中でも「楽」(筝独奏)の演奏が終わった後、拍手は鳴り止まず3回のカーテンコールがあって最後に「ブラボー」の声がありました。

うれしかった!ほんとうに!!

今まで先生方と一緒にアンサンブルの一員としてそういう経験をしたことはあるけれど、独奏でこんな経験はありませんでした。
その後、悩んだとき、落ち込んだとき、この経験がどれだけ私を励まし支えてくれたことでしょう。。。どんなときでも、「お筝を弾いていてもいいんだよね!」という気持ちになれるんです。

もちろん今だって足りないところがたくさんあるし、わからないことだらけで、迷ったり悩むことだってたくさんあります。満足なんて一生できないと思う。。。だけど、演奏への自信ではなく演奏することへの自信は少しできたような気がしています。
ただただ感謝!!!それだけです。

さて、ミュンヘンでの様子をご紹介。

まずは、ケルンからミュンヘンへの飛行機に楽器たちも乗らなくちゃ!
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ホール外観です。由緒あるホールだそうです。
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ホール内はこんな様子。
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舞台。
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クセナキス「入陽」の演奏風景。元永くんは指揮をしました!
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ミナスさんのお宅でのホームパーティー。奥様の手料理がすごーくおいしかった!みんなで記念撮影!
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観光に。新市庁舎。塔の中には古い仕掛け時計があります。ぼーっと歩いていたら、たまたま時計の中の人形が動きだすタイミング!LUCKY!
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15世紀に建てられた教会の塔。青空にひこうきぐも!
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お花屋さん
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果物屋さん
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メンバー全員。よく遊びました!
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さあ!いよいよツアー最終地、バンベルクに出発。ちょっと眠そう?
ミナスさん、ほんとうにありがとう!今度は日本で会いましょうね!
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つづく


2006年06月13日 『ドイツ演奏旅行のこと(続ケルン編)』

さて、ドイツ演奏旅行の続編です。
そういえばいただいたお写真の資料があったことを思い出し見てみました。800枚もの写真がCD1枚に収まってしまうなんてすごいことだ!と感心しつつ開いてみると、なつかしいなつかしい!ああ、またドイツ行きたいなあ!と思ってしまいました。。。というか旅行好きの私。鎌倉ではこもっていることも多いくせに、時々旅行への衝動がふつふつと沸いてくるのです。
ひとりで旅することもいいけれど、大勢で行くたびも楽しい。このドイツのツアーではどれだけ爆笑したかしれません。ほんと笑ってばかりでした!演奏の方は、不可能と言われたクセナキスの作品やドイツ在住ギリシア人作曲家ミナス・ボルボウダキスさんの新作初演、ソロあり、アンサンブルあり、、、という多彩なプログラムだったので準備も大変でしたが、チームワークもよく、もちろん演奏に反省すべき点はそれぞれにたくさんあるけれど好評のうちに終えることができました。

まずは、ケルンでのリハーサル風景。作曲家ミナスさんとこの日初めて対面。遠く離れた日本で楽譜を頼りに音楽にしてきましたが、お会いしてご本人と話し合ううちに音楽も変わっていきます。
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客席で音を聴いたり。。。(私の隣は竹澤悦子さん)
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ソロのリハーサルも。
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フィンランドでお世話になって以来7年ぶりにお会いしました。前田さんです。
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本番。1st ステージです。全員着物。ミナスさんの曲を初演。ほぼ満席。
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last ステージは満席。熱気がありました!
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さわやかなケルンでの日々。充実しました!さあ!ミュンヘンに移動です。空港にてケルンでお世話になった方々に別れを告げて。。。
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つづく


2006年06月12日 『letter vol.1 ご報告』

6月10日(土)北鎌倉ハリーケンアートスタジオでletterシリーズの第一回を開催しました。
満員御礼!いらしてくださった皆様方ほんとうにありがとうございました。

この季節、鎌倉は紫陽花を見に来る観光客で賑わいます。普段はのんびりひなびた風情の北鎌倉駅も大混雑。当日もあじさい寺といわれる明月院の前は行列ができていました。
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スタジオは明月院の脇の坂道を上ったところにあります。お寺を通り過ぎると急に静かになり、人もまばら。紫陽花もあちこちに咲いています。ここはハイキングコースの途中ですからかなりの急坂もあります。
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スタジオは、坂道を上がったところに広がった住宅地にあります。公園の隣、ちいさな商店街の一角。
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中にはこんなかわいい作品も展示販売されています。
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そして、軽くリハーサルをして、本番直前。準備完了!
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この日のために候補にあげた曲の中から、5曲を選びました、そのうち1曲は自作曲。前々日に完成しました。プログラムは手書きで前日に作ってコピーし、共演者の水谷隆子さんといっしょにクレヨンで一枚一枚にちいさな紫陽花の絵を添えて。。。(20名限定ですからこういうこともできます!)
選んだ曲目は、1.あめあやめ ながあめながめ(詩・曲 西陽子 初演)、2.乱輪舌(八橋検校) 3.青森蛙(詩 藤井貞和 曲 高橋悠治) 4.we are all connected...(一ノ瀬響) 5.水の声~筝の十七弦の為に~(沢井忠夫) アンコールを頂いたので、鳥のように(沢井忠夫)を演奏しました。(何も用意していなかったのでちょっと焦りましたが。。。汗)
ともかく音がとても自然でいいスタジオなので弾いていても、歌っていても気持ちよかったです。

そして、演奏終了後は上田恵子さんが作ってくれたケーキとドリンクでみなさんと楽しくおしゃべり。ケーキは、レアチーズケーキ2種類。上田さんと私で話をして、この日のために上田さんが考えてくれたケーキです。ひとつはミントマーブルのレアチーズにブルーベリーとミントの葉っぱが乗っているもので紫陽花をイメージしたもの。もうひとつはオレンジ風味のレアチーズの上にオレンジとキウイとミントの葉っぱ。これは私をイメージして作ってくれたそうです!名前の通りというか太陽のような感じ?(静かでおだやかそうに見えて実はラテン系の情熱家、楽天家というのが彼女の私に対するイメージ。彼女は大学時代からの友人ですが、、、アタッテルかな?)これが、ほんとさわやかでおいしくて大好評でした!

そして、いらしてくださったみなさんにノートにサインをもらいました。普段はCDを購入してくださった方々やお客さまの中からサインを求められる側なのですが、この日は逆にみなさんからメッセージとサインをいただきました。とてもうれしかったし、大切な宝物です!こういうことも終わった後のおしゃべりもやっぱり20名という少人数でないとできないことです。

音楽はなんのためにあるのだろう?音楽自体が目的なのだろうか?
いろんな方法があっていいし、いろんなあり方があっていいはず。
楽器の可能性、筝の音楽の可能性、自分の音楽。。。それらの探究がけして終わることはないけれど、音楽と生活、音楽と社会、音楽と人間、そういうもののかかわりについて今の私は何か探してみたいと思っているのかもしれません。
活動を始めてから活動の動機に気づくのも変な話だけれど。。。

7日から水谷さんは我が家に滞在。まるで合宿生活。といっても、お互いに夕方までは個人練習(私は作曲なども)をして、夜はいっしょに合奏というような具合。ただし、すべての時間割りは、「今日何を食べよう?」ということから始まる。鎌倉はお店が閉まってしまう時間が早いので、遅れると大変!おまけにおいしいところがたくさんあるのであれやこれや。。。普段はほとんど外食をしない私も毎日ジーンズがきつくなっていくような気がしながらもこのときとばかりに食べ歩きました。

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(左から上田恵子さん、私、水谷隆子さん。ケーキや演奏している写真がないのは残念です。。。自分で撮っているとそういう写真が撮れないのが残念。。)

ゲストの水谷隆子さん、上田恵子さん、そしてスタジオのオーナーであり、コンサートにさまざまなアドバイスとご協力を下さった藤本健太郎さん、神田佳子さん、お手伝いくださったたくさんの方々、そして聴いてくださった方々、みなさまほんとうにありがとうざいました。

いろんな立場のひとが、いろんな関わり方で、ひとつの時間を作っていくこと。うつりゆく季節を味わうこと。消えてゆく音をたどること。音楽、話、食、、、、心のこもった丁寧であたたかい大切な時間と空間は、ひとりではできないものです。率直な話し合い、信頼、協力。。
「てがみ」は、ゆくさきを想い、封筒や便箋を選び、ことばを選び、文字や絵をデザインし、最後に封をして切手を貼って投函。届くまでの作業の過程のひとつひとつにこめられたものがあります。
letterのシリーズはそうしていろんなひとたちと丁寧に関わって作っていくものでありたいと思っています。

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帰り道、陽も落ちて蒼い闇に向かう少し前。息づくあじさいの花。。。


2006年06月06日 『「face」から「letter」へ』

ドイツ報告はひとまずおいて、私のプロジェクトについて少しお話したいと思います。
「face」というリサイタルシリーズは2001年から10回にわたって行ってきました。その間に、いろんなひとと出会い、いろんな音楽と出会い、いろんなできごとがあって、気づいたことやよろこびがたくさんありました。でも、ますますわからなくなったことの方が多くなったかもしれません。ただ、筝の音や音楽そのものに立ち止まりまたは客観的に角度を変えて見つめることから、その音のゆくさきを見るようになったように思います。

どこに向かっていくのだろう?だれに向かっていくのだろう?
自分のからだはただの通り道。
何かをつなぐための管のように、音はどこからかやってきてどこかへ消えてゆく。

音はただむやみに放出されていいものなのだろうか?届けるものじゃないだろうか?と思い始めたのです。宛先は聴いてくれるひとであったり、自分であったり、空であったり、星であったり。。。でも、その遠い遠い向こう側にはきっとひとつの何かがあるような気がします。それは、すべてが生まれて帰っていくところなのかもしれません。

わたしは通り道だから、てがみをはこぶひとです。。。じゃないかなあ?

音楽に対して考えることや感じることは尽きないけれど、音楽をする「場」というものに対して、現実問題としても、こんなかたちのままでいいのだろうか?とずっと考えていました。
季節があって、その日その日にいろんな環境やできごとがある中で、音楽はいつも決められたプログラム通り順番に滞りなく行われていく。その場にどんなひとがいようと、届けられるてがみはいつも同じコピーされたもの。。。それでいいのだろうか?って。

そんなこんな相変わらず悩みっぱなしのまま、この思いを全部こめて「letter」としてあらたに活動を始めます。いつまたどんな考えが出てくるかわからないけれど。。。

とりあえず、6月10日北鎌倉から出発です。(詳細はSCHEDULEをご覧下さい!)
友人の藤本さんのスタジオです。北鎌倉の山の中腹に突然ひらけた住宅地にあるとても居心地のいい所です。(ファンタジー小説に出てきそうなところだなあ。っていつも思ってるんですけど。。)音もいいし!
ゲストも友人ふたり。演奏とお菓子制作で手伝ってもらいます。
タイトルは「水垂れ(みだれ)」。梅雨はさみだれとも言われますが、「さ」はさつきやさなえという意味、「みだれ」は水が垂れるという意味でもあるそうです。
そんなこの季節に、今の私が、この日に弾く曲。まだ決めていません!考えている曲は12.3曲あります。その中から当日選びたいと思っています。

演奏会のためにそれだけを練習しまくるということから、日頃練習しているものの中からいつでもどんな曲でも演奏できる、それもできれば楽譜の山を持ち歩かなくてもいいような音楽家になりたいというのが今のわたしの夢。(今ごろ?っていう感じもしますが。。)これも、生活と仕事の発想同様(たぶんその発想から生まれたものでしょうけれど)私にとっての大きな変化です。

どうかみなさん遊びにいらしてください。そして、応援をよろしくお願いします!

ここに上田恵子さんが私の誕生日に作ってくれたいちごのバースデイケーキをご紹介します。
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2006年06月05日 『ドイツ演奏旅行のこと(ケルン編)』

昨年の10月初めにドイツに演奏旅行に行きました。最近は海外も一人で行くことが多かったり、お筝を演奏するのは自分だけということがほとんどなのだけれど、今回は上越教育大学の茂手木潔子先生の企画のもとに、筝奏者4名(竹澤悦子さん、山野安珠美さん、梶ヶ野亜生さん、私)、尺八奏者2名(元永拓さん、岩田卓也さん)のツアーでした。演奏曲目は、古典から現代まで幅広く、ケルン・ミュンヘン・バンベルクの3箇所で演奏会が行われました。
ケルンでは、日本文化会館で一日3回の公演。「ケルンの長い夜」というイベントの一環としてのコンサート。この日はケルンのどこの美術館も朝の4時までやっていてそのためにバスもダイヤを変更し、みんなはフリーチケットを買って自由に一日かけて美術館などを廻って歩くことができます。日本文化会館もそのコースのひとつになっていました。ですから、3回目の演奏が終わったのはもう夜中。ロビーにはワインがあって、お客さんもいっしょに乾杯!すっかり酔っ払いました。
今回茂手木先生と共に私たちのことで力になってくれた作曲家のミナスさんの作品もこのとき初演。演奏はなかなか好評でした。(私は、楽(沢井忠夫作曲)、瀬音(宮城道雄作曲)、植物文様第11集(藤枝守作曲)、空に向かう木のように(自作曲)を演奏しました。)夜中になるにつれてお客さんも増えて、盛り上がりましたよ!
また、前田さんという方に再会。7年前フィンランドに行ったとき通訳やらいろいろお世話をしてくださった方で、そのとき以来でしたからびっくりしました!こんなところでまたお会いできるなんて思ってもみませんでした!朗読(もちろんドイツ語で)のお仕事とかもされているとか。。。そういえばいい声されてます。(納得!)
ともかくビールは水がわり!でした。

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イベントのポスターです。車にひかれそうになりながら撮りました。ステキなポスターですよね。

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ケルン日本文化会館です。池のほとりにあります。お散歩に最適。毎朝ここを通って文化会館まで歩いていました。

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終演後
館長さん、副館長さん、舞台係のヨアヒムさん、竹澤さんと私。みんな酔ってますね!

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ケルンの夜景です。

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通り道でみつけた白いお花。あんまりかわいいから撮りました!

つづく


2006年06月04日 『久しぶりに。』

すごく久しぶりの更新になってしまいました。
もうすぐ梅雨。雨が続くと憂鬱な気分になりますが、雨の雫の透きとおった珠が紫陽花の葉っぱの上ではじかれてぷるぷる揺れている様子や、その重みでうなだれている花の姿には心魅かれます。

鎌倉に引越して今月でちょうど2年になります。
読書と散歩の時間が増え、「生活」ということを考えるようになりました。東京で24時間営業みたいな生活をしていましたから、夜の時間も夜でなく、へたをすると昼夜がひっくり返って朝はなかったような生活でした。
今は朝、目が覚めると窓を開けて光や風を通し、空を見上げ、お天気を視ることから一日が始まります。この季節は朝は早くからウグイスの鳴き声がして、夜はカエルの大合唱。太陽と月が入れ替わっていく様子も観察できます。

「生活」・・・・生きるための活動。生きるという活動。日暮らし。

生活は仕事に付随するものという感覚から生活の一部に仕事があるという感覚に変わったのはおおきな変化でした。そして何より、音楽が仕事から生活の領域にこれもまた同時に引越していったのかもしれません。
毎日演奏会という目的がなくても何か曲を弾き、音を出します。今日の音、今日の演奏。もう二度と出会えない音、たったいちどきりの音。そのわずかなちがい、かすかな変化に耳を傾けるのは、朝、空を見るのに似ています。音を操ろうとするのではなく。。。

昨年秋からの活動報告は追々ゆっくりと丁寧にやって行きます。
そして、face→letterというシリーズになったことについても。。。ようやくエンジンがかかりました!

まずは6月10日(土)北鎌倉でのちいさなコンサートから私自身の活動も少しずつ再開していきたいと思っています。そして文章もまたここに少しずつかいていきたいと思っています。写真とともに。

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